ボヤき3447節
^23/01/21 05:13
今シーズンからJリーグ加入を承認されJ3を闘う「奈良クラブ」の若きスペイン人指揮官、フリアン・バサロの経歴を観てビックリしたワシ。 僅か33歳にして奈良クラブを率いて4年目やと云う、このスペイン人監督。 やっぱりフットボール先進国って凄いな…と改めて感じたわな。 フットボール発展途上国の日本としての価値観や当たり前の流れとしては、フットボーラーとしてのキャリアがありの流れからの監督が通常。 日本人指導者の殆んど(9割)は実際この流れで監督に成ってるやろう。 が、必ずしも選手(プレイヤー)としての経験があるからフットボールを判ってるやろう、選手を経て監督に成るからエエやろう… っちゅうのは素人考えで、フットボールIQや、フットボール理解度は別に選手を経なければ身に付かないモノでもなければ、その能力はプレイヤー、コーチの立場とは関係ない能力。 そこを勘違いしてる日本人は結構多くて、やから日本はフットボール発展途上国やと。 判り易い例で云えば、先日のカタールW杯で散々話題に成った、影山優佳の存在。 中途半端にJリーガーとして名を馳せた事がある、元フットボーラー、現解説者よりもクオリティーが高いモノ云いや、センスある言葉を云い続けてたのは記憶に新しい。 嘗て影山優佳もフットボール経験はあるモノの、選手として名を馳せたプレイヤーでも、プロのフットボーラーに成った訳でもない存在が、元プロフットボーラー、元代表の肩書きを持つ解説者達よりも、フットボールを判ってた、フットボールIQが高かったのは紛れもない事実やった。 やからこそ、その能力はプレイヤーである必要性がないモノであり、フットボーラーやから身に付く能力ではない事を意味する訳で… 「名選手がそのまま名監督に成る訳ではない」っちゅう、フットボール界の定説を表す言葉として現存してる訳や。 まさにフリアン・バサロがそれを体現する証拠人であり、フットボール先進国がフットボール先進国である事の証明みたいなモン。 33歳の若さで、既に日本の監督キャリアが4年っちゅう、この凄さ。 このフットボール感ギャップ、判るやろうか? 選手を経て後々引退したら指導者へ… っちゅう、日本的には当たり前の価値観を壊す存在であり、そもそもスタートがフットボーラーやなく、指導者に成る事でスタートする、この考えと若くしてそれを実現してキャリアをスタートする才能。 こう云う人間がこの国からも出て来る様に成り、それを周りも違和感なく、1価値観として受け入れる事が出来る様に成ったら、この国のフットボールも1ランク上に上がるんちゃうやろか? また、そう云う若くして監督キャリアをスタートさせ、経験を積んだ日本人指導者が、代表監督に成ったらオモロいモンに成るし、森保なんかが就くより値打ちも価値もあるモンに成るとNBFWのワシは想うけどなぁ〜? このフリアン・バサロっちゅう若きスペイン人指揮官に眼を付けて、日本に連れて来た日本人の眼、その仕事っぷりにはセンスを感じるが… こう云う若くして監督をする日本人がこの国、Jの場で観れる様に成ったらな…と。 若きスペイン人指揮官、フリアン・バサロ率いる4年目の「奈良クラブ」が今シーズン、J3で何処迄の成績を収めるかが愉しみや。 ![]() ![]()
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