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スーパーヒールTAQのボヤき
by TAQ
ボヤき4513節
25/12/22 00:29
                                                        
昨日は年に1度のビッグイヴェント、M-1があった日。




実は昨日の夕方迄、M-1がある事をスッカリ忘れてたワシ。




敗者復活戦から観ると長丁場どころの騒ぎではない、ほぼ夕方から寝る迄M-1に時間を取られてまう、毎年暮れの恒例行事。




まぁ、笑いの聖地に居るモノとしては、やはりこの漫才最高峰とも云える賞レースを観ぃひん訳にも行かんし、このブログネタとしても絶対外されへん鉄板ネタであるからして…




年末年始の連休1週間前の貴重な時間をM-1に捧げた昨日。




リアルタイムで観るとCM時間とかも一緒過ごさなアカンから、予約録画しといたヤツを時間少し遅らせての追い掛け視聴で敗者復活戦&M-1本戦を観たワシ。




敗者復活戦は、3ブロック制で、毎年(3年連続)私的にケチを付けてる、勝ち抜き方式を今年も性懲りもなく採用。




これやと公平性に欠いて、結局登場順が遅い方が有利に成んねんな。




どうせ3ブロック制を敷くんやったら、3ブロックのネタの中からオモロいコンビを全部ネタ観せが終わった後に採点し、3ブロックの勝者が最終決戦で敗者復活の1枠を勝ち獲る方が賞レースのレギュレーションとしては妥当やと想うねんけどなぁ〜?




誰がこのレギュレーションを決めてるんかは知らんが、こう云うトコにセンスがないよな、敗者復活戦実行委員会は。




Aブロックはミカボ(東京吉本)、おおぞらモード(浅井企画)、TCクラクション(グレープカンパニー)、イチゴ(東京吉本)、ゼロカラン(東京吉本)、ネコニスズ(タイタン)、20世紀(大阪吉本)の7組がエントリー。




メモ用紙片手に私的審査すると…




ミカボはトップバッターとしてはエエ入りしたと想うが…




ワシ的には勝ち抜き方式じゃなく、7組終わって1組勝ち抜け方式やったら、TCクラクションがAブロックでは一番オモロいと想うたな。




おおぞらモード、イチゴ、ゼロカラン、ネコニスズは何がオモロいんか全く判らんくて…




特にイチゴなんか敗者復活戦にすら出る資格がない位オモんなかった。




が、そのイチゴとトップバッターのミカボが接戦なのを観て、益々この勝ち抜け方式のレギュレーション廃止を強く願うたし、一般審査員(観客)の笑いのセンスのなさ、如何にも笑いが判らん関東人らしさを感じたわな。




ネコニスズがミカボを勝ち抜いたのも私的には「は?」やったし、Aブロックの最終勝ち抜けの2組、暫定ネコニスズか、最期の20世紀か…?って成った時、ネタ的にオモロかった20世紀が勝ち抜けしたのは唯一の救いやった気がするが…




Aブロック全体を比べて20世紀が一番オモロかったネタか?と云われたら、やはりこの勝ち抜け方式のレギュレーションの不平等さが浮き彫りに成った、敗者復活戦スタートやった。




続くBブロックはセンチネル(太田プロダクション)、ひつじねいり(マセキ芸能社)、ドーナツ・ピーナツ(大阪吉本)、フランツ(マセキ芸能社)、例えば炎(大阪吉本)、カナメストーン(マセキ芸能社)、カベポスター(大阪吉本)の7組。




Aブロックと違うてトップバッターのセンチネルは糞オモんない状態でスタートしたBブロック。




2番手のひつじねいりのツッコミ、松村のオモロさと関西人ならではのワードセンスで即勝ち抜けの座を奪う。




が、このBブロックもまた不可思議な勝ち抜けが発生。




ひつじねいりの次のドーナツ・ピーナツのネタが個人的には尻上がりにオモロく成って接戦、何ならドーナツ・ピーナツが勝ち抜きするかと想いきや、ひつじねいりが暫定をキープ。




それはエエんやが、じゃあその後、例えば炎がネタした後、確かに例えば炎のネタよう出来てて上手さを感じてんけど、純粋なオモロさではひつじねいりの方がオモロかったにも関わらず、例えば炎が勝ち抜きでひつじねいりを破る、センスのあれへん客審査の被害が此処でも発生した。




その後もオモんないカナメストーンが例えば炎を破る等、審査員の次元の低さが際立ったBブロック。




Bブロックの最期、上手さには漫才師随一と定評あるモノの、純粋なオモロさでは他を圧倒出来ひん事で有名なカベポスター、擦り倒した派生渾名ネタが今回はオモロくて、Bブロックの勝ち抜き方式最期を飾ってくれると想うたんやが…




結局、カナメストーンが勝ち残りで熟このレギュレーションの不条理さが際立つブロックと成ったBブロック。




最期のCブロックは生姜猫(大阪吉本)、大王(東京吉本)、スタミナパン(ソニー・ミュージックアーティスツ)、今夜も星が綺麗(三福エンターテイメント)、黒帯(大阪吉本)、ミキ(東京吉本)、豆鉄砲(ワタナベエンターテインメント)の7組。




最期のCブロックはスタートから酷くて…




生姜猫、大王と糞オモんない漫才で低レヴェルな勝ち抜き方式がスタートしたが…




ネタ観せがどんどん進むも全然オモロいと想うコンビが出てけぇへんと、クスりともせぇへんと時が流れて行って…




何でコイツ等、漫才(お笑い芸人)やってんねやろ?大阪の素人の方がよっぽどオモロいヤツ居んで?と想うコンビばかりで…




辞めてまえ!と低次元なブロックに終止符を打ってくれたのが、ミキ。




せめてミキ位のレヴェルの漫才師が敗者復活戦に出て欲しいよな。




観た?ミキのネタのクオリティーと云い、喋くりの技術の高さと云い、Cブロック自体が低レヴェル過ぎる争いやった事もあって、異次元に感じたわな?




金が取れる漫才ってこう云う事やし、賞レースに出る価値がある漫才師ってミキみたいなコンビの事を云うねんな、と。




結局Cブロックはミキのブロック、ある意味出来レースなブロックで、ミキ以外はブロックに入る資格もない程カス漫才ばっかりやったし、圧倒的な差があったブロックやったわな。




結果Aブロックが20世紀、Bブロックがカナメストーン、Cブロックがミキでこの中から芸人審査員(5人)が敗者復活戦の1組を選んだのは…




何と3(カナメストーン)2(ミキ)でカナメストーンっちゅう、糞みたいな結果。




芸人審査員も3匹がセンスも観る眼もないなぁ〜?と。




ミキ圧勝かと想われた結果がこの様で3時間半の敗者復活戦が終わり、M-1本戦へ…




本戦はヤーレンズ(ケイダッシュステージ)、めぞん(東京吉本)、カナメストーン(マセキ芸能社)、エバース(東京吉本)、真空ジェシカ(プロダクション人力舎)、ヨネダ2000(東京吉本)、たくろう(大阪吉本)、ドンデコルテ(東京吉本)、豪快キャプテン(大阪吉本)、ママタルト(サンミュージックプロダクション)の10組。




私的に採点を付けてみた(明確な順位を付ける為に5点区切りにして差を付けた)。




ヤーレンズがトップバッターで最高の滑り出しやったM-1本戦。




これが2番手のめぞんや3番手のカナメストーンがトップバッターやったら、場が善く成ってへんかったと想う。




実際のネタ順に私的採点と実際の点数を記載すると…




ヤーレンズ:80点(843点)、めぞん:55点(820点)、カナメストーン:40点(830点)、エバース:95点(870点)、真空ジェシカ:75点(844点)、ヨネダ2000:60点(826点)、たくろう:90点(861点)、ドンデコルテ:70点(845点)、豪快キャプテン:85点(839点)、ママタルト:65点(823点)。




ワシの採点やとエバース、たくろう、豪快キャプテンが最終決戦に進出やってんけど、実際はエバース、たくろう、ドンデコルテ。




最終決戦のネタ順はドンデコルテ→エバース→たくろうで決まり、3組のネタ観た私的評価は…




3組共に1ネタ目のパターンを題材を代えて2ネタ目にも登用して来た。




たくろう、エバース、ドンデコルテの順を付けてんけど…




エバースは1ネタ目と2ネタ目の順番間違えたな、と。




たくろうは終始赤木のテンパり方から出るワードがイチイチオモロかったし、2ネタ目(最終決戦のネタ)も安定的にオモロいと感じた。




まぁ、エバースとたくろうどちらかに成ると想われた21代目M-1チャンピオン。




実際の結果は…




9人の審査員の票はたくろう(8票)、ドンデコルテ(1票)、まさかのエバース(0票)でたくろうがチャンピオンに。




最終順位は1位がたくろう、2位がドンデコルテ、3位がエバース、4位が真空ジェシカ、5位がヤーレンズ、6位が豪快キャプテン、7位がカナメストーン、8位がヨネダ2000、9位がママタルト、10位がめぞんと成った。




最期、笑い飯の哲夫が云うてた様に、最近大阪勢の漫才師の優勝がなかっただけに、ワシとしても久々の大阪の覇権奪還が嬉しい。




たくろうは大阪代表としての笑いの聖地の意地を観せてくれたわな。




計7時間に及ぶM-1の時間が終わって、疲労あり、一抹の淋しさもあり…




貴重で濃密な時間を過ごさせてもうたワシやった。



 




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