ボヤき4142節
24/12/16 06:33
今シーズンのJリーグの日程が終わって1週間。
先週にも最終戦(節)の後の結果等をブログに描いたが…
描き足らへん事も含めて、改めてブログネタにしてみた。
先ずは優勝したヴィッセル神戸、今シーズンは天皇杯と2冠を達成、改めて脱イニエスタ(海外大物タレント)のチーム創り手腕が評価される吉田孝行監督。
試合後のインタヴューでも強気な発言、俺がリーダーや的な内面が何回も観え隠れする場面があったが、リーグ優勝&2冠達成してんねんから、十分そのイキりに値する。
最終節、試合を終始観てて、優勝が決まった瞬間、武藤嘉紀が泣いてた場面があったが、先に天皇杯を優勝してタイトルを獲る経験をしてたにも関わらず、あの泪の意味と…
その後のTV番組出演時のインタヴューの中での来シーズンの豊富での曖昧な応え等を合わせ鑑みると…
やはり今シーズン限りでヴィッセルを離れるのは確定路線なんやな…
と、勘繰ってもうたワシ。
噂されるレッズへ行くのかどうかは判らんが、恐らく来シーズンのヴィッセルに武藤嘉紀は居らへん可能性は高い。
あれだけの日本人タレントを抱えながら、オーナーの三木谷ちゃんの意向?を悉く反する形で、脱イニエスタ及び、脱ポゼッションのフットボールを形にして結果を出して来た吉田孝行。
ワシ個人的には日本人のフットボールチー牛民共がどいつもこいつも、スペインやバルサのフットボールの憧れから、ポゼッションフットボールこそ正義みたいな悪しき且つチープな風潮を嘲笑うかの様な…
吉田孝行率いる、アンチフットボールのヴィッセルの優勝には同じアンチフットボール側の人間としては悦ばしい結果とJリーグの頂点やと想うてるし、吉田孝行っちゅう監督を誰よりも評価してる。
同じくアンチフットボールを基本戦術とする黒田剛率いる町田ゼルヴィアも最期迄優勝争いを演じ、J1初挑戦ながら3位っちゅう結果を残した事は評価に値する存在やと想うてる。
永らく首位の座をキープし、しょうもない他クラブのサポーターの妬みからの叩きに遭い、首位陥落した途端に収まる、チンカス現象に巻き込まれて不運な面もあったが…
それを差し引いても立派やし、称賛にしか値せぇへん結果を残したと想う。
黒田剛と町田ゼルヴィアの何が凄いかって、夏のマーケットが開く前迄は所謂タレント集団と云われるチームではなく、昨年J2で闘うて来た無名に等しい戦力でずっと首位をキープして来た事。
現在でこそ藤尾やシーズン途中に海外移籍した平河、A代表招集された望月等有名処な選手と成ったが、今シーズン始まる迄はJ1で通用するレヴェルの選手かどうか未知数でしかなかった。
藤尾や平河、望月に限らずドレシェヴィッチや呉世勲等の外国人選手もJ1で未知数な選手ばかりの船出やった筈が…
黒田剛のマネージメント力でこれだけの無名な選手ばかりでこの結果を出すんやから、改めて黒田剛の監督としての能力、才は並外れたモノであるとしか云い様がない。
J1勢の中でも群を抜く監督と云うてもエエんちゃうやろか?
代表監督をしてる森保、代表コーチをしてる名波よりは明らかに監督としての能力は上やと想うけどな(笑)
これで、町田ゼルヴィアが本気で来シーズン、大型補強でも敢行したら、来シーズンこそタイトル獲れるんちゃうかの?
スペインやドイツ、イタリアもそうやけど、18チーム〜20チームで闘うリーグ戦やのに、毎シーズン同じ一部のチームしか優勝争いを演じない、また同じチームばかりが優勝する様なリーグより、Jリーグの様な何処が優勝するか判らん…
っちゅうリーグの方がリーグとしては魅力があると想うし、各クラブのサポーター達が均等に夢を観れてエエと想うけどな?
あとは全体的なリーグとしてのレヴェルアップとクオリティーを上げて行けば、JはJでオモロいリーグ戦に成ると想うがの?
ポテンシャルはあるし、伸び代はまだまだあると想う、我が国のリーグ。
勢力図が短期間で変わる、下克上ありのリーグなんてなかなか世界の国内リーグ捜してもあれへんで?
サンフレッチェが強豪クラブとして名を馳せ…
フロンターレの時代が来て、ヴィッセルがそれに続こうとしてる。
次はゼルヴィアに成るのか、はたまた未だ観ぬダークホース的なクラブが突如として現れるのか…?
そう想うとJリーグの愉しみ方は本場欧州各国にはないモノがあるとNBFWのワシは想うのである。
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