ボヤき4037節
24/09/02 05:01
世の中、フットボール解説陣は腐る程居るが…
まぁ、どいつもこいつも、なんちゃってが多くてアカンわな。
元フットボーラーが現役引退し、指導者の路に漏れたヤツ等が取り敢えずの喰い扶持にと解説者に成る事が多いんやが…
フットボーラーとしてはそれなりの名声を上げた選手でも、喋りがフットボール同様上手いとは限らん。
時々、何故コイツに解説オファーしたん?みたいな事ない?(人居らん?)
大体、解説が上手いか下手かを観分けるポイントをNBFWのワシがお教えしよう。
それは試合のダイジェスト時のゴールシーンで振られた時の返し方で大体そいつが解説に向いてるかどうかが判る。
映像の観たまんまを鸚鵡返しする様なヤツとか、実況やダイジェストのテキストを読んだアナウンサーとかが云うた言葉を繰り返す様なヤツは、フットボール解説向きではない。
ゴールを上げた選手しか観てない、そこにしか眼が行かない解説者はフットボール眼が素人同然で、そんなんが解説したトコで、じゃあその程度やったら素人でも出来るやろ?っちゅう次元。
喩えば、そこに至る迄の駆け引きやったり、ゴールシーン以外の事を口にする解説者が居ったら、要チェック(笑)
そいつの解説は聴く価値がある、解説者向きの人間と云える。
まぁ、松木安太郎みたいなド素人でも、にわかでも判り易い解説者みたいなんが人気な日本国内じゃ、玄人受けする、こう云う違う視点を持った解説者は得てして評価され難いやろうが…?(笑)
そもそもフットボールって、判ったモン勝ちみたいなトコがあるスポーツで、講釈垂れてナンボのスポーツ。
本来やったら、明石家さんまみたいなフットボール知識を存分に衒らかしてナンボ、そう云うフットボール眼やフットボール知識を持ったモンこそが評価されるべきスポーツなんやわ。
永遠のド素人風情とか、にわかに毛が生えたなんちゃって共が多い日本の中では、こう云う人知を超えた存在を疎ましく想う風潮がスタンダードとしてあるが…
本場欧州では、フットボールを観て来た歴史の目撃者がリスペクトされ、またそいつ等もフットボールを知る者として堂々とイキってるのが当たり前の光景であり、それこそがフットボール先進国の正しい姿であり、正常な価値観。
日本人は、にわかや素人、冷やかしの数(人口)の方が多い為に、そのフットボール先進国の正しき文化がなかなか浸透せぇへん。
ド素人共と同じ眼線、同じレヴェルで観れ、モノを語れる(解説出来る)解説者が優遇されがち。
やから日本のフットボール眼やフットボール観戦力は一向に上がらないねんな。
中盤の底を未だに「守備的MF」と云う様な解説者が日本国内で後を絶たないのも、日本人のフットボール眼や観戦力が一向に成長せぇへん証しやし…
フォーメイションを試合の流れの中で確認する事が出来ひん云い逃れで「流動的」っちゅう言葉を遣い誤魔化すのも、フットボール眼やフットボール観戦力がない証拠。
こう云う素人が元フットボーラーとは云え、片手間で解説業なんかしてるから、それを聴いてる視聴者のド素人共のフットボール眼や観戦力も上がらない、負の連鎖が生まれる。
まぁ、眼も観戦能力も喋りもセンスと云うてまえばそれ迄やが…
観分け方として、そいつのゴールシーンで「このゴールどうですか?」と振られた時の返し方が1つの解説者として向き不向きか、解説者として一流に成れるかどうかの観極めポイントやわな?
それを踏まえ、意識してダイジェスト番組なんかを観るとオモロいと想うで?
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