ボヤき3889節
24/04/07 05:46
このブログでも幾度となく云うて来てんけど…
プレイヤーとして一流な人間がそのまんま指導者に転身して一流に成れる訳ではないっちゅう話し。
プレイヤーと指導者は全く別モノであり、同じ競技やとしても別の能力が必要やと云う事を本質的に知らん日本人は実に多い。
フットボールなんかは特にそう。
本来、選手としては一流やったかも知らんが、監督としては全く才がない(無能)と云うべきジーコが代表監督の座に迄就かせる日本の日本人のごちゃ混ぜ思考と云うか…
違いの判ってない人事を観れば火を観るよりも明らかな事やと想うが…
先日もその事が判るエエ例がFOOT×BRAINで放送された。
3月24日に放送されたFOOT×BRAINでゲストととして登場した前田高孝。
彼はそれ迄無名やった近江高校を高校全国大会で準優勝に導く快挙を成し遂げた監督。
彼の略歴が番組内で放送されたんやが…
彼自身はフットボーラーとして、エスパルスに入団するも、僅か2年で退団し…
海外へ行くも、選手(プレイヤー)としては決して大したキャリアを残せたとは云えない現役時代を終え、若くして引退。
指導者の路へと進んだんやが…
順調な指導者キャリアのステップを棄て、全く無名で当時4人しか部員が居らへんかった近江高校の監督に就任。
自ら中学へスカウティング活動をする等して部員(新入生)を掻き集め、この快挙へと繋げた。
この人の何が凄いかと云うと、プロクラブすらない滋賀の地で、それ迄の比較的強いチームと云われてる関学フットボール部のヘッドコーチの職を蹴って迄、何にもない、全く無名の近江高校の監督に就任した事。
本人曰く、強いチームで誰が(コーチ)でもある程度の結果が出るトコに居るより、ゼロ(無名で弱小高校)のトコで試してみたかったと。
それで見事に結果出すんやから格好エエわな?
ワシが勝手に師と仰いでるモウ(リーニョ)もまた、選手としてのキャリアは大した事はなく、若くして現役引退したプレイヤー的には一流とは決して云えない人やったが…
指導者としては、誰もが認めざるを得ない一流の監督として、世に名を轟かせる存在に。
日本人も未だ選手として一流やから、そのまま現役引退して指導者に成っても一流なんやろう…っちゅう、安易な結び付け観念、価値観が当たり前の中で…
青森山田高校を一躍強豪校にした現ゼルヴィアの黒田剛やこの近江高校の前田高孝みたいな監督が指導者として日本フットボール界を席巻、影響を与える存在に成ってくれると、日本フットボール界もオモロく成ると想うわな?
何れ前田高孝も学生フットボール界の監督からプロフットボール界の監督へチャレンジ、または引き抜きされて、第2の黒田剛みたいにプロフットボール界ですらその能力が遺憾なく発揮されると、日本フットボール界全体の活性化にも繋がるし…
未だ無名の監督、前田高孝みたいにプレイヤーとしては知名度が全くないまんま指導者に成った人にも希望や夢を与えられると想う。
基本、アンダー世代のフットボールやオリンピックのフットボール(日本代表)の試合は観ぃひんワシやが…
こう云う話題は将来性を感じて嬉しい気持ちに成るわな?
やっぱりFOOT×BRAIN、取り扱うネタにセンスあるし、改めて為に成る番組やわ〜
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