街中で誰に云われた訳やなく、自ら街に落ちてる塵を拾うてる人居るやん？




毎日やってる人も居るのは、パッと観素晴らしい人、素晴らしい事やと称賛されがちなんやが…




効率重視、合理主義者のワシとしては本末転倒に想う事が多いんよな？




先ず、街の清掃や美化な精神自体はケチの付け処はないねんけど、それに集中する剰り、周りが観えなく成って、路(歩道)の妨げに成ってるヤツが結構居って、それはじゃあ果たして称賛に値する行為なのか…？




って想う事が多々ある。




塵拾いに夢中に成る剰りに通行人の邪魔に成っては、そのヴォランティア精神の値打ちも半減、本末転倒な行為と成ってまうとは感じひんやろか？




もっと核心突いた事を云うと、塵を棄てるヤツが一番悪いんであって、塵を棄てるヤツが本来責められるべく世の中が正しい世の中、基準であるとワシは想う訳や。




判る？




他人が棄てた塵をヴォランティアで(善かれと想うて)拾う人間を称賛する世の中よりも、塵を棄てた張本人を罰する世の中の方が本来は正常な世の中、機能してるとワシは想う訳。




結局、塵棄てるヤツには何のダメージもないどころか、Ｗ杯で日本人の観客がスタジアムでヴォランティア精神で掃除してる事が報道されてた時と同じで…




中にはその報道に因って、｢誰かが塵拾うてくれる(拾うてくれるヤツが居る)から(棄てても)エエや…｣と、このカス共に反省どころか、助長させる可能性もある。




そう云う事を踏まえて考えると、このヴォランティア精神で街中の塵拾いをやってる人達を手離しで称賛するのもどうなんかな？と。




結局は自己満足やと想うねんな？




棄てる側は棄てっ放しの状況は変わってへんねんし。




結局、半永久的に続く鼬ごっこな訳やろ？




その行為がポイ棄て改善の直接な糸口に成る訳でもない。




やから云うてその自己満足に夢中に成る剰り、他人の通行の邪魔に成っては本末転倒もエエトコ。




自分の敷地内ちゃうねんから、行為自体はエエ事やとしても、他人の邪魔をして迄、他人の通行を妨げて迄、正当化されるのは違うと想う。




ワシ自身はポイ棄てせぇへん人間やから、余計にこの自己満足な街の清掃、個人レヴェルでの美化活動に対し、無駄やと想うてまうねんな。




何処の方面にもそれが活きてへん感じがして。




まぁ、効率重視、合理主義者のワシの悪い癖(考え)と云われればそれ迄なんやが…




せやけど、街を汚なくしてる張本人が何のお咎めを受けへんと、汚してへん関係ない人間が綺麗にしてる事への称賛っちゅうベクトルが間違いやっちゅうのはMr正論としては譲れへんな。




過保護過ぎて、おかしなってる昨今の価値観と同じで間違うた価値観やと想う。




先ずはポイ棄てする人間に対して断罪があっての、ヴォランティア精神で掃除する人間の称賛やから。




順序が逆。




無知無能共にも判り易く云えば、煙草を吸うてもない人間が、他人がポイ棄てした煙草の吸い殻を拾うのはおかしいやろ？と。




喫煙者でもない人が街中のポイ棄てされた吸い殻を拾う事を褒める前に、喫煙者のポイ棄てが先ず断罪されるべきであり、そこをポイ棄てさせへん、またはポイ棄てした張本人に拾わせるのが正しい在り方であり、世の中やろ？と。




そこの本質には眼もくれず、只々無償で街の吸い殻を拾うたり、美化する人間を褒めても、何の解決にも成らへん気がすると、視野が拾い合理主義者のワシは唱えてる訳。




言葉は悪いが、美化活動してる人間の自己満足でしかないと云わざるを得ない様なレヴェルの活動。




ワシは他人の棄てた塵、況してや煙草を吸わないワシが他人の煙草の吸い殻なんて絶対拾う気に成らへんし、頼まれてもせぇへんけどな。




こんなトコにも普段ワシのこのブログで云う教訓が活きて来る。




我がのケツは我がで拭け！と。




人としての基本も出来ひんカス相手に気を遣う事程、無駄で価値あれへん事はない。




合理主義者のワシにはこの自己満足の何モノでもない行為が理解出来ひんわな？