ボヤき3847節
24/02/25 01:03
先週のFOOT×BRAINで南葛SCを特集した際のゲストとして、新シーズンから南葛SCの監督に就任した風間八宏が登場。
その中で、ワシが気に成った?引っ掛かった言葉が1つあって…
風間八宏が目指すフットボール(本人は番組中に自身がポゼッションフットボールを志向してるとは一言も云うた事がないと云うてたが…)、所謂自分達がボールを保持する時間を永くするフットボールを「観てて愉しいフットボール」と表現してたが…
観て愉しいと想うのは人各々じゃね?と。
風間八宏の云う「保持するフットボール」や攻撃的?なフットボール、じゃあフロンターレ時代を含めて複数点取るけど、失点も複数点あるフットボールを観てて愉しいと想うのか…
ワシみたいに玄人好みなウノゼロな緊迫した1点をどちらが取るのか?っちゅう試合にオモロ味や愉しさを感じるのかは人各々であり、それを一概に一括りに「観てて愉しいフットボール」と表現するのは如何なモノか?と。
正直、ワシから正しく改訂して表現すると「ド素人にも観てて愉しめる様なフットボール」または「野球観戦で馴れてるヤツ等でも判る様な点が入る試合」と置き換えるべきであって…
特にフットボールチー牛民が多く、フットボール理解度の乏しい日本人には「判り易く点が入るフットボール」に好感や評価が偏る事が多い。
が、その割りには風間八宏が監督として果たせた偉業は云う程多くはないし、フットボールチー牛民の日本人が好むフットボールをする監督としては、それをタイトルとかの形として出来てない監督とでもある。
NBFWのワシとしてはアンチフットボール(非ポゼッションフットボール)派ではなく、色んなフットボールの形(戦術)があって然るべきやと想うてる人間。
ポゼッションフットボール派の人間はそれだけが全てで、ポゼッションフットボールこそ正義、それ以外はフットボールやない、美しくない…
みたいな盲目な馬鹿の1つ憶えな人間が恐ろしい程に多いが、そのポゼッションフットボールが正義やと想うてる人間(日本人)に教えてやりたい。
お前等が正義やと頑なに信じるポゼッションフットボールもカウンターフットボールやロングボールフットボールに負ける事が多々あるんや、と。
観てて美しいと感じる事もまた人各々やし、個々の美的センスに委ねられるモノであって、逆算したかの様な手数を掛けない、理詰めの様な綺麗なカウンターが決まった時の綺麗さや、美しさは…
只、相手の脅威がないバックラインで廻してるポゼッションよりも遥かに美しく、観応えや観映えを感じる。
確かにボールを相手に取られずに相手をパス廻しで翻弄、チンチンにするポゼッションが観れた時はワシも美しく想えるが…
その理想のポゼッションとは裏腹に、ポゼッションとら名ばかりのフットボール、なんちゃってポゼッションフットボールがこの世に蔓延してるのも事実。
バルサのフットボールに憧れを抱くのはエエが、それに身の丈を度外視して、猿真似に走った挙げ句、全くバルサのやるポゼッションフットボールと掛け離れた、なんちゃってポゼッションフットボールに興じてる日本のフットボールチームも少なくはない。
そこに一概に愉しさを求める、それを「観てて愉しい」と一括りにしてまうのは些かワシには単細胞、短絡思考に想えるんやが…?
ワシ自身はポゼッションフットボールか非ポゼッションフットボールかとかそんな拘りは無用やと想うてるし、世が剰りにも盲目的にポゼッションフットボール、ポゼッションフットボールと大合唱するから、非ポゼッションフットボール側に立って、ポゼッションフットボール正義みたいな風潮に相対してるだけで…
フットボールをどう愉しく感じるかは、趣向するフットボールのタイプではなく、人各々、各々の感性やと云う事に尽きると想う。
まぁ、よりコアなフットボール眼線を持つ、玄人的に云うと、大量点が入る素人でも判る試合に魅力や愉しさを感じるのではなく、点がなかなか入らんフットボールならではの少ない点数がどちらに入り、雌雄を決するか?
の愉しみ方を知ってる方が、よりフットボールを愉しめる人と云える。
その点と云う判り易い結果(応え)に行き着く迄の行間(90分)を愉しめる人こそが、フットボールを愉しめるセンスが人やとワシは想うけどな。
複数点が入るを愉しいフットボールを主としてまうと、じゃあ点の入らん試合はオモんない…っちゅう、まさに短絡思考、野球脳なしょうもない人間を排出してまう事に成り…
それは果たして元々点が入らん競技であるフットボールとして為に成る事なのか?と。
やからこそ、ワシは色んなフットボールの形や戦術、愉しみ方があって然るべきやと想うし、愉しみ方や愉しいと感じるのは人各々やと。
それを日本人はとかくポゼッションフットボールこそが…みたいに決め打ちする癖があるのが、この国の人間の盲目さと云うか、視野の狭さやなぁ〜?と。
結局、4点取っても5点取られたら試合としては負けやし、そう云う試合が続けば、チーム自体は降格圏争いに巻き込まれる訳で…
じゃあ、お前等はそう成っても、そのフットボールを「観てて愉しい」と想えるのか?と。
何を以て「観てて愉しい」のか?
単にボールを保持するフットボール、大量点が入るフットボール、風間八宏が目指すフットボールが「観てて愉しい」、万人受けする「愉しいフットボール」とはワシは決して想わない。
そこに気付かれへんと、皆が皆ポゼッションフットボールに熱視線を注ぐ様なチー牛民共なら、この国のフットボールはまだまだ進化はせぇへんやろな(笑)
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