ボヤき3690節
23/09/20 06:02
先週末に行われたサンフレッチェ×ヴィッセルの試合のダイジェストを観たワシ。
当然マタとヴェーチェイ加入後の変化を観たいと想うてのダイジェスト観やったんやが…
試合の勝敗から云うとヴィッセルのクリーンシート負け(0-2)。
2位のマリノスもサガン相手に引き分けた為に首位陥落とは辛うじて成らへんかった。
まぁ、順位以前にワシが注視してたんは、マタ&ヴェーチェイ加入後初の試合で吉田監督がどう云う起用や戦術を用いて来るのか…?
やったんやが…
オーナーの強権発動にも屈せず、よう吉田監督自信を貫いてくれたな、と。
試合には負けこそしたが、ワシは加入後のマタとヴェーチェイを無理繰りスターター起用せぇへんかった事…
また、本来の4-1-2-3のフォーメイションをマタ用に4-3-2-1に安易に変えへんかった事を高く評価したい。
兎角流され易い日本人は、特に「長い物には巻かれろ」思考で今迄上手く行って来たモノさえ簡単に棄てて、変えがちなんやが、そこを変えなかったトコや、安易にスタメン起用せぇへんかった事は敢えてでも評価すべき部分に感じた。
簡単そうで実は日本人監督にはなかなか難しい采配、決断やった様に想う。
強権発動のオーナー問題だけやなく、タレント観たさ先行の質の低いサポーターとかを相手にしてる中での自身の哲学の貫きやから、簡単ではない事はワシには痛い程判ったし、その中で安易に流されず、楽な方を選択せぇへんかった吉田監督をワシは評価する。
因みにフットボールのフの字も知らん日本人に多く観られがちなフォーメイション表記に付いてやが…
ヴィッセルの現フォーメイション、某サイト等でも4-1-2-3と4表記で表してるトコが多く観受けられるが、4-3-3と4-1-2-3は全く別物やと違いが判ってる日本人が殆んど居らん現状。
3表記の4-3-3の4表記版が4-1-2-3と勘違いしてる日本人が多く居ると想うが実は違う。
4-3-3の真ん中の3枚はポジションで云うと1DH(アンカー)にその前に2CH(インサイドハーフ)っちゅう形。
一方、4-1-2-3の表記の場合の2はCHやなくてポジション的に云うとOH(シャドー、ホール)に成る訳で、その時点で役割も違うて来るし、同じではなくなって来る訳。
まぁ、フットボールのフの字も知らん日本人にはこの些細な違いを理解出来るヤツは少ないやろうけど…
対サンフレッチェ戦のスタメンを例に判り易く喩えるなら…
大崎(アンカー)の前の2人(山口と川崎)はインサイドハーフ(CH)の役割と云うよりもどちらかと云えばより攻撃的タクトを求められてるシャドー(OH)に近いポジション。
特に川崎なんかは元々FW登録の選手でアタッカーやし、山口も元々は司令塔タイプの前目の選手やった事から、解釈的には4枚のDF、1枚のアンカー(DH)、そしてシャドー(OH)2枚の3トップっちゅう考え方で…
4-3-3の中盤3枚(1枚のDHと2枚のCH)とは明らかに違うくて、同じにしてエエ事がないと判る。
果たしてこの表記を用いてるヤツ等の中でどれだけ4-3-3と4-1-2-3の違いが判って遣えてる人間が居るのかは定かではないが…
まぁ、それはともかく(笑)サンフレッチェ戦、途中出場と成った両選手。
NBFWのワシの観立て(観た感じ)やと…
マタよりもヴェーチェイの方現ヴィッセルのフットボールに速くフィットしそうに観えた。
それこそ今シーズン、大怪我する前迄アンカー起用してた齊藤未月の代わりにヴェーチェイをアンカー起用したら機能しそうやと感じた、サンフレッチェ戦の途中出場のヴェーチェイ。
役割や求められてるモノが違うのもあるが、マタが今シーズン中にヴィッセルのフットボールに順応するのは難しそう。
最悪、ボヤンの二の舞に成る可能性もある。
因みに日本人の悪癖で海外から来た選手を勝手な英語読みにしたり、自分達の都合のエエ読み方に変えたりが得意な日本人やが…
フロンターレに加入した元フランス代表FWの彼は…
バフェティンビ・ゴミスやのうて、バフェタンビ・ゴミやから!
無知で無学なフットボールチー牛民共、そこんトコ宜しく!
強権発動のオーナーに流されず、マタ観たさ、タレント補強で過度の期待値を膨らませるしょうもないサポーターに負けへんかった吉田監督率いるヴィッセルが残りのリーグ戦でどう結果を残し…
優勝を手にする事が出来るのか?が観モノやわな?
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