ボヤき3654節
23/08/15 00:06
先週末に放送された「ツギクル芸人グランプリ2023」を観た。
司会の爆笑問題に鬱陶しさを感じながらも毎年観てるワシ。
メジャーな賞レースでもないし、そもそも若手芸人の賞レースでもない、このツギクル芸人グランプリ。
しかも出場する芸人達が関東圏を中心に活動してるっちゅう事もあって、毎回知らん芸人が多い、笑いの本場の大阪視聴者のワシ。
今回は1ブロック5組×3ブロックでネタを披露。
各ブロック1位の芸人3組が最終決戦でもう1ネタ披露してチャンピオンを決めるっちゅう、レギュレーション。
ジャンルに縛りはなく…
漫才、コント、ピン芸…何でもありの大会。
Aブロックはインテイク(東京吉本)漫才、さんだる(ホリプロコム)コント、ツンツクツン万博(グレープカンパニー)コント、さすらいラビー(太田プロダクション)漫才、三日月マンハッタン(松竹芸能)漫才の5組。
正直、笑いの聖地大阪の人間から観ると、ネタのオモロさのレヴェルが低過ぎて、Aブロックの5組共、眼糞鼻糞状態(笑)
この中で一番なんかとても決められへんわ〜
想うて観てたら、ツンツクツン万博のコントが審査員票を集め、1位に。
続いてBブロックは群青団地(太田プロダクション)コント、TCクラクション(グレープカンパニー)漫才、ファイヤーサンダー(ワタナベエンターテインメント)コント、ママタルト(サンミュージック)漫才、ひつじねいり(マセキ芸能社)漫才の5組。
要約Bブロックで本場大阪で笑い知るワシが予想出来るに値する芸人が登場。
まぁ、云うても他の4組がオモんなさ過ぎて相手に成らん様なレヴェルの低い闘いではあったけど…(笑)
ワシがこのBブロックで1位やと想うたのは出番が最期やった、ひつじねいり。
ツッコミの松村が関西人で、口調や云い廻し方が何処となくプラスマイナスの岩橋に似ててオモロかった。
で、結果、審査員票が割れ、ママタルトとひつじねいりが同票を獲得して、客の票が多かった、ひつじねいりが1位に。
ワシは僅差に成る様なBブロックではないと感じたんやが…
これが東京(関東)の笑いの価値観なんやな…と、改めて埋まらない開き(差)を感じたBブロックやった。
そして最期のCブロックはゼンモンキー(ワタナベエンターテインメント)コント、徳原旅行(マセキ芸能社)ピン芸、まんじゅう大帝国(タイタン)漫才、パンプキンポテトフライ(ホリプロコム)漫才、ナイチンゲールダンス(東京吉本)漫才の5組。
これも出来がハッキリしてた。
Cブロックもワシのお眼鏡に掛かったのは最期に登場した、ナイチンゲールダンス。
腐っても吉本やな、と(笑)
東京吉本所属とは云え、吉本のDNAはやはり持ってるなと感じたナイチンゲールダンスのネタ。
個人的には沖縄の行推しのトコがオモロかったわな(笑)
で、結果はワシの予想通りのナイチンゲールダンスが1位。
これでCブロック他の芸人が1位に成ってたらホンマ関東の笑い観るヤツ等の観る眼のなさ、笑いのセンスのなさを疑うてたで。
で、最終決戦。
ネタ順はナイチンゲールダンス(漫才)、ツンツクツン万博(コント)、ひつじねいり(漫才)の順。
正直、ワシはナイチンゲールダンスとひつじねいりの一騎討ちやと想うてたんやが…
ナイチンゲールダンスの2ネタ目が1ネタ目より全然で、ネタの順番、チョイス間違えたな〜?って想うて観てた。
一方ひつじねいりの2ネタ目はっちゅうと、善くも悪くもツッコミの松村頼みっちゅうか、松村依存型の漫才で、平均値では明白にひつじねいりの方が善く、チャンピオンと予想してたんやが…
結果はナイチンゲールダンスが他を圧倒する審査員票を獲得し、チャンピオンに。
そうかなぁ〜?とは想いつつ、終わったツギクル芸人グランプリ。
やっぱり関東人との笑いのセンスは合わへんし、差があり過ぎるな…
と感じた番組やった。
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