ボヤき3603節
23/06/25 06:57
少し前の話しには成るが、マンCがトレブルを達成した。
チャンピオンズリーグとリーグ戦(プレミアリーグ)、FAカップの三冠。
因みにカラバオ・カップ(リーグカップ)はライヴァルのマンUが優勝してる。
まぁ、それにしても今更ながらにペップ凄ぇな、と。
1つ獲るだけでも大変なフットボールの世界に於いてトレブルとは…
せやけど、これだけ凄い事してても、偉業を達成してもワシはペップを好きに成れへんのよなぁ〜?(笑)
モウリーニョの方が人間味があるし、魅力的に感じる。
タイトルの数や偉業だけで観たら、誰もがペップの方が上、凄いとは判るが…
選手時代からこの人の凄さは観て来てるし、知ってるけど、何か人としての魅力に欠けんねんな、ワシが感じるに。
優等生過ぎるっちゅうか、全てに於いて完璧(出来)過ぎっちゅうか…
そう云うトコが味がなく感じ、オモロ味に欠けるんよな。
モウリーニョがELの決勝でセヴィージャ相手に不運な負け方をした時、不運な判定で負け、偉業達成出来ひん姿も画に成るのが、モウリーニョ。
その前年、新設されたECLの初代王者にローマが成った時も画に成る、両方が画に成るのが、モウリーニョ。
ある意味、フットボールをエンターテイメントとした時、モウリーニョの方がプロフェッショナルな気がするのはワシだけやろか?
ブルーズ時代のピッチ上で感情を爆発させる姿は、ピッチ上に立ってるイレヴンと共に闘うてる事を感じさせてくれる。
時には悦びを身体一杯で表現し、時には主審や審判団に噛み付く。
試合前や試合後のインタヴュー時さえ、ユーモアやブラックジョークを交えた言葉にはインテリジェンスを感じるし、心理戦を駆使しても勝とうと云う、勝利への執念を感じる。
時には自分が矢面に立ち、時には自分より選手達を立て、一歩下がる。
そのバランスがワシには絶妙に想える。
そう云う事を含めて、モウリーニョは実に人間として味があり、魅力的に映るねんな。
ペップにはそれがない。
タイトルの数や偉業は達成しても、凄ぇとは想うても魅力的は映らない。
モウリーニョを時々フットボールのフの字も知らん人間達が「勝利至上主義者」かの様に云い、それに伴う彼の戦術やフットボールを詰まらないと称す事があるが…
寧ろ「勝利至上主義者」なのはモウリーニョよりペップの方やなかろうか?とNBFWのワシは常々想うてる。
ペップが偽SBとか、システムを変化させてるのと同じ様に、モウリーニョもその都度システムや戦術を変化させてる。
方やフットボールのトレンド発明者と讃え、方や詰まらないと扱き下ろす。
何かワシはちゃう想うし、そんなフットボールのフの字も知らんヤツ等が単純に結論出せる事やないと想うけどな〜?
確かにペップがトレブル出来た様にモウリーニョがイングランドでトレブル出来るかと云うて、可能性的には低いやろう。
それでもワシはモウリーニョの方が監督としては魅力的な人に映るし、ペップの偉業に対して凄ぇとは想うても、好きには成れないな。
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