ボヤき3589節
23/06/11 06:20
金曜の夜に放送された「NHK上方漫才コンテスト」の録画したヤツを昨日観たワシ。
漫才コンテストと名載りながらもコントありピン芸ありの何でもありの不思議な賞レース。
関西を中心に活動する結成10年未満のプロ芸人達で争われるこの大会。
今回は8組がエントリー。
マーメイド(初出場)、ハイツ友の会、フースーヤ(初出場)、爛々、丸亀じゃんご、パーティーパーティー、大自然(初出場)、スナフキンズ(初出場)が2ブロックに分かれてのネタ観せ。
その各ブロックで一番審査員の票を集めた1組ずつが決勝でもう1ネタ披露し、そこで審査員の票を多く取ったコンビが優勝するレギュレーション。
Aブロックはマーメイド(漫才)、ハイツ友の会(コント)、フースーヤ(漫才)、爛々(漫才)でネタ観せ。
ワシ一推しのハイツ友の会は本職のコントで勝負したんやが…
元々あの低いテンションのまんま淡々とネタが推移してくコンビやのに、今回のネタがシュール過ぎて…(笑)
完全にネタのチョイスミスやったわな(笑)
同じ女性コンビの爛々の漫才ネタの方がオモロかったし、勢いを感じたわな?
まぁ、そもそもハイツ友の会に勢いやハイテンポ感を求める事自体が間違いやし、彼女等はあの低いテンションとあのテンポで弱めの毒を入れて来るのが魅力やし、ウリやから。
逆にフースーヤみたいに勢いだけでリズム感ようギャグ放り込んで来る様なコンビよりはマシ。
ワシは嗚呼云う系のコンビ嫌いやねんな。
結果、ワシがオモロいと感じた爛々が決勝進出。
一方Bブロックは丸亀じゃんご(漫才)、パーティーパーティー(漫才)、大自然(漫才)、スナフキンズ(コント)でネタ観せ。
Aブロックとは違い、頭1つ抜ける様なネタはなかったが、強いて云うなら丸亀じゃんごかな〜?とワシは想うててんけど…
観てて感じたんは、会場ウケが好かったのが、スナフキンズ。
実際、7人の審査員の票が割れ、丸亀じゃんご3票、スナフキンズ3票、その他1票と成り、仕切り直しの票で、丸亀じゃんごが3票、スナフキンズが4票と成り…
結果、スナフキンズが決勝進出。
個人的には「漫才」と看板にある以上、コントが決勝行くのはどうなんかな〜?と。
こう成ると必然的に漫才の爛々に肩入れするし、漫才師としての意地を観せて貰いたいと想うやん?
決勝も爛々(漫才)、スナフキンズ(コント)の対決構図は変わらず。
先行の爛々の漫才ネタもワシ的には十分オモロかったと想うし、優勝しても問題ない出来やったんやけど…
後行のスナフキンズのコントの方が会場ウケ好かったんが観てて気に成った決勝戦。
結果、スナフキンズが優勝。
初出場の本職コント師が優勝してまう結果に終わった53回目のNHK上方漫才コンテスト。
毎年想うねんけど、エエ加減「漫才」の看板外したら?と。
「上方漫才コンテスト」やなく「上方お笑いコンテスト」にしたらエエやん。
「漫才」っちゅう看板入れてる賞レースでは、やはり漫才ネタで勝負すべきやし、本職がコント師のコンビが参加するのは構わへんけど、そこは「漫才」ネタで統一して勝負すべきやとワシは想う。
「漫才」が付いた賞レースでコントネタのコンビが優勝する違和感と、不快感。
まぁ、受信料っちゅう公然カツアゲを平気で行い、何とも想わへんNHKらしい、間違いを正そう、訂正しようっちゅう気がまるで感じられへん、違和感しかない賞レースでした。
ワシは爛々が優勝すべき大会やったと想うし、漫才のネタ観せした爛々こそ、この大会で優勝する資格があったと想うわ。
色々な事に気付けないNHK、残念な局やし、低スペックの人間の集まりなんやろな、きっと。
「終わり善ければ全て善し」っちゅう言葉を基準とする成らば、ホンマこの賞レース最期が最悪な形やっただけにオモんなかったわ〜
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