ボヤき3575節
23/05/28 06:39
昨日、「第58回上方漫才大賞」が放送された。
一番歴史が旧い賞レースである「上方漫才大賞」。
実は大賞は既に選考委員に依って決められて居り、実質な賞レースは、新人賞と奨励賞が対象と成る大会。
今回は新人賞7組、奨励賞5組が昨日の生放送内でネタを披露し、各々の賞を争うた。
新人賞はダブルヒガシ、ハイツ友の会、さや香、令和ロマン、ドーナツ・ピーナツ、天才ピアニスト、カベポスターの7組。
個人的にはカベポスター、ハイツ友の会、ドーナツ・ピーナツ辺りのネタに期待しててんけど…
結果から云うと、新人賞はカベポスターやったんやが、カベポスターのネタ、そんなにオモんなかったんよな〜?
普段のネタと比べると正直パンチ力あれへんかったし、個人的にはドーナツ・ピーナツのネタの方がオモロかった。
ハイツ友の会のネタは個人的にはオモロく感じんねんけど、あのテンションの低さとボヤき節スタイルがどうしても賞レースでの高評価には繋がらんくて可哀想やわな。
コント漫才全盛のイレギュラーな漫才が認められるんやったら、嗚呼云うテンション低めなボヤき漫才も同じ様に認められるべきやとワシは想うんやが…
続いて行われた奨励賞は吉田たち、見取り図、ロングコートダディ、ビスケットブラザーズ、なすなかにしの5組。
個人的にはこの奨励賞に何回も挑戦してる見取り図辺りに獲って貰いたかったが…
結果はトップバッターでネタを披露した吉田たちが授賞。
う〜ん…これも奨励賞のネタで一番ワシがオモロいと感じたんは、なすなかにしやったけどな。
見取り図もそこそこオモロかったけど、奨励賞(賞レース)獲る様なネタではなかった気がする。
最期の最期はネタ観せ(争い)なしの大賞発表。
今回の大賞はプラス・マイナスが授賞した。
授賞確定後、授賞式前のネタ観せのネタはイマイチやったけど(笑)、授賞式後のテンダラーが御祝いのゲストで呼ばれて登場した時の白川と岩橋、兼光の号泣シーンは感動したな。
漫才への想い、そこへの葛藤や苦労が滲み出たエエシーンやった。
新人賞、奨励賞はネタ観せ云々以前に既に決まってたみたいな出来レース感があって、少々残念に感じたが…
2時間半が短く感じるって、やっぱり漫才ってエエモンやな…
と改めて想うた昨日の「上方漫才大賞」やった。
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