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スーパーヒールTAQのボヤき
by TAQ
ボヤき3568節
23/05/21 11:51
                                                      
結成16年以上の漫才師達の賞レース「THE SECOND」が昨日放送された。




初開催と成る、中堅〜ヴェテラン漫才師版「M-1」。




今回初開催の舞台上がったのは…




金属バット(結成16年)、マシンガンズ(結成25年)、スピードワゴン(結成24年)、三四郎(結成18年)、ギャロップ(結成19年)、テンダラー(結成28年)、超新塾(結成21年)、囲碁将棋(結成19年)の8組。




この大会のオモロいと想うたのが、レギュレーション。




最近、どの賞レースもM-1基準みたいに寄せたレギュレーションばかりで、ほぼどの賞レースでも統一されつつある中で…




トーナメント方式、素人審査員に依る採点システム、ネタが最大3回ある、ネタの採点が高い方が次の闘いでネタ順を決められる…




等、昨今の賞レース(大会)では観られないレギュレーションやシステムを採用。




これが新鮮に感じ、入りとしては好印象を憶えた、漫才好きのワシ。




4時間っちゅう、賞レース番組としては異例の部類に入る長丁場も、全然気に成らん程、観てられた。




M-1と違い、中堅やヴェテラン漫才師達の大会だけにもう各々の漫才師達が自分達の漫才を確立させてたり、独自の世界観を持った漫才師同士の闘いなんで…




どちらかと云うと、漫才通や玄人好みする様な大会なんかな?と個人的には想うたわな。




1回戦、金属バットとマシンガンズはマシンガンズのネタの方がオモロかったし、ワシもマシンガンズを昔から知ってるけど、このスタイルを確立してるマシンガンズだけに安定感はあったわな。




スピードワゴンと三四郎、スピードワゴンも小沢ワールド全開のスピードワゴンらしいネタで安定感あったし、三四郎も小宮の滑舌悪いクセにマシンガンの様に突っ込むあのスタイルは安定感あったから、甲乙付け難かったが、三四郎が勝ち上がった。




ギャロップとテンダラーの自称関西ダービー(笑)は優勝候補のテンダラーをギャロップが負かすっちゅう波乱。




まぁ、やはり1回戦の4つの中で一番レヴェルが高かったネタ対決やったわな?




漫才はやっぱり西強し!をまざまざと感じれた闘いやった。




1回戦最期が唯一ワシには納得行かへんくて、超新塾と囲碁将棋やってんけど、ワシは超新塾の方がネタとしてオモロかったと想うてんけど、何故か囲碁将棋が勝ち上がり。




準決勝のマシンガンズと三四郎はマシンガンズのボヤきネタの勢いそのままにっちゅう感じやったわな?




三四郎のネタも悪くはなかったし、関東勢のエエ対決やったと想う。




優勝候補のテンダラーを破ったギャロップはこの大会で唯一納得行かへん勝ち上がりを観せた囲碁将棋との対決。




此処でも素人審査員の採点は同点っちゅう、不可解さが観られ…




囲碁将棋にこの大会買収されてるん?と。




この時ばかりは素人審査員の笑いの感性低いな〜?と感じたわな。




どう考えてもテクニックや話芸、全てに於いてギャロップの独り勝ちやったやろ、と。




ワシこの8組の中で一番オモんないと感じてたのが囲碁将棋やったから、何故こんな高評価に成ったのかが理解出来ひんかったわ。




で、迎えたトーナメント決勝。




マシンガンズとギャロップの東西対決。




マシンガンズ自体が決勝のネタの中で云うてた様に、1回戦と準決勝のネタに比べると決勝のネタは弱かったわな、明らかに。




一方ギャロップは3本共にネタが安定。




林の1人芝居と伏線回収はまぁ、技術的にも見事やったわな。




やはり優勝候補のテンダラーを破っただけの価値を最期迄観せたギャロップが「THE SECOND」の初代王者に。




細かい事を云うと、アンバサダーとして迎えられた松本人志が各漫才師のネタ終わりに採点前にコメントせぇへんかった事も個人的には善かったと想う。




影響力が強い松本人志が先に自身の評価を云うてまうと、素人審査員がそれに釣られてまう可能性が大いにあったから。




ホンマに些細な事やけど、こう云う配慮っちゅうか、些細な神経って賞レース的な大会には大事。




初開催と成った、中堅&ヴェテラン漫才師達に依る大会「THE SECOND」。




ワシの個人的感想としては囲碁将棋を除いては、7組共、初開催に相応しいと想える顔触れやった気がする。




これがまた新たな定期的賞レース、漫才賞レースの風物詩に成れる事を願いたい。



 




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