ボヤき3508節
23/03/22 05:13
日曜の昼に放送されたytv漫才新人賞決定戦を昨日観たワシ。
このブログでも毎年、予選のラウンド1〜3から描き、各予選の通過者達が最期の椅子を争う決勝の舞台、決定戦迄を観てブログに私評を描いてる、上方漫才の賞レース。
ホンマやったらラウンド1〜3の上位通過者2組+敗者復活枠の1組に依る計7組で行われる筈やった、このytv漫才新人賞決定戦。
ところがコウテイの解散、天才ピアニストの体調不良での棄権に因って5組の決定戦に変更。
その5組がチェリー大作戦(敗者復活枠)、ダブルヒガシ、ドーナツ・ピーナツ、フースーヤ、豪快キャプテン。
先ず一通りネタをやって、総合得点で上位2組がもう一ネタ披露。
それで新人賞が決まる仕組み。
個人的にはドーナツ・ピーナツと豪快キャプテンが決勝の舞台に相応しくオモロいと想うたんやが、結果はダブルヒガシとドーナツ・ピーナツやった。
コウテイは要らんかったけど、天才ピアニストのネタは観てみたかったな〜?と。
5組の決定戦ってやはり物足りなさを感じたのは正直な感想。
最終ネタ観せのドーナツ・ピーナツはM-1のさや香とは違うて1回目と2回目の出すネタ順を間違うてなくて、決勝のネタの方が遥かにオモロく、個人的にはドーナツ・ピーナツに新人賞を獲らせてやりたかったが…
結果はダブルヒガシ。
確かにダブルヒガシもネタ順は間違うてなくて、決勝のネタの方が1回目のネタよりオモロくて、更には決勝のネタ観せがドーナツ・ピーナツが先で、そのドーナツ・ピーナツのネタと被る様な水商売系のネタやった事が後攻のダブルヒガシに有利に働いた。
まぁ、確かにオッサン専門のスナックネタはオモロかったが、ダブルヒガシの漫才ってコント色が強くて、センターマイクから大きく離れる動きがデカいのが個人的には気に入らんのんよな?
やっぱり個人的には喋繰り漫才こそが漫才やと想う質なんで、コントチックな漫才は個人的な評価としてマイナスに成る。
未だドーナツ・ピーナツの方が喋繰り漫才に近いスタイルやったんで、個人的にはドーナツ・ピーナツの方に漫才新人賞の資格がある様に想えたんやが…
まぁ、ネタのオモロさで云うたら、どちら共決勝戦に相応しい闘いやったと想うし、久々に賞レースの決勝らしい決勝やった気がする。
糞オモんないコウテイが解散して不参加やったしな。
フースーヤのあのスタイル圧し一辺倒にも厭きて来たし、全然オモんなくて果たして賞レースの決勝の舞台に相応しいコンビなのか…?
と最近想う様に成って来た。
賞レースの懸かった舞台ではもう少し高いレヴェルの漫才や、コンビの闘いが観たいな〜?と最近熟感じるワシ。
本職がコント師のコンビが漫才やって、決勝の舞台に上がれて、尚且つ優勝出来たりする漫才の賞レースってやっぱり魅力がないし、権威を損ねる気がする。
こう云う時代やからこそ、THE漫才師!みたいなコンビが漫才の賞レースを優勝して欲しいし、王道の喋繰り漫才が天下を獲って欲しいわな。
今年の後半から再び始まる選考会にどんなコンビが出て来るのか、来年のytv漫才新人賞に向け、どのコンビが獲るのか愉しみにしたい。
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