ボヤき3379節
22/11/13 00:01
村田兆治が亡くなった。
自宅の火災に因る、一酸化炭素中毒死らしい。
ワシが未だフットボールの魅力に取り憑かれるずっと前、野球少年やった頃、ロッテで現役バリバリやった村田兆治。
マサカリ投法は剰りにも有名。
あのフォームから投げる速球と、落差のあるフォークはその後に現れるトルネード投法の野茂の元祖のスタイルとも云われた。
当時のロッテは村田兆治がエースに居て、抑えは落合と入れ替わりでロッテに来た牛島が守護神として居った時代。
それでも、パ・リーグの中では弱かった当時のロッテ。
未だ川崎球場が本拠地の頃、なかなか勝てないチームの中で、村田兆治の力投で勝ち星を拾うたゲームはシーズン何度もあった。
それだけロッテを牽引する大エースやった村田兆治。
その弱小ロッテに於いて通算200勝を達成し、しかも現役勝ち越しして終わったのも更に村田兆治が偉大な投手としてレジェンド化される要因の1つでもあった。
堀内恒夫みたいに常勝軍団の巨人に居て200勝上げるのとは全く価値が違う。
当時、巨人で200勝上げ名球会入りし、現役引退後に読売系の野球中継の解説でイキって偉そうにモノ云うてた堀内恒夫が嫌いやった事を想い出したわ。
堀内恒夫が若し当時のロッテみたいな弱小球団に居ったら絶対200勝出来る投手ではなかったし、コイツにそんな能力もポテンシャルもなかったと、当時からワシは信じて疑わなかった。
そう云うチームで200勝を上げ、名球会入りし、尚且つ通算成績を勝ち越しで終えれる、真の実力者であった村田兆治。
現役引退後も度々TVにて140km以上のストレートを投げると取り上げられたのを何回も観たが、つい最近空港でのトラブルでまさかの逮捕。
その直後の死やっただけに何か勘繰りた成る様な、関連付けてまいそうな、今回の自宅火災での死。
偶々独りやったとか、寝煙草からの火災が原因にしても、そない一酸化炭素中毒に成る迄気付かへんモンやろか…?
とか、色々事件直後だけに想うてまう部分はある。
自殺とは想いたないが、タイミングがなぁ〜?
比較的ピンピンとして72歳とは想えない程若い村田兆治やっただけに、こんな呆気なく、しかも逃げ遅れた的な死に方に疑問が残ってまう。
偉大な投手なだけに残念な最期。
これが事件直後やなかったら印象も違うてたやろうし、変な勘繰りすら働く事もなかったんやが…
とにかく、最期はどうあれ、現役時代の偉業や活躍が色褪せる事はない。
御冥福をお祈りします。
亡くなるには速過ぎるわな。
また、1人ワシが野球に夢中やった頃の偉大な選手がこの世から去った。
あんな個性的なフォームで個性的な選手、今後出てけぇへんやろな…
と想うと、余計に惜しい人を失くしたな、と。
昭和の時代の個性的なスター達がどんどんこの世から居なく成るね〜
同じ昭和を生きて来て、彼等、彼女等に憧れてたワシとしては心が痛みますわ。
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