ボヤき3348節
22/10/13 00:52
日本のプロ野球がJリーグよりもレギュラーシーズンを一脚先に終了。
優勝はセ・パ共に連覇を飾る形と成り、セはヤクルト、パはオリックスが優勝を飾った。
現在はフットボールに数世紀遅れる事、取って付けた様なポストシーズンの闘いが始まってる日本のプロ野球。
ワシがプロ野球を観てた頃にはCSなんてレギュレーションはなく、シーズン徹しての順位がそのまんま反映される形やったプロ野球。
元はと云えば、上位チームでレギュラーシーズン後に争う形のレギュレーションはフットボール界に存在してたモノであり、謂わばパクり。
やが、それでも野球が残念なのはレギュラーシーズンの終盤、ポストシーズンの愉しみが今迄よりも増えたにも関わらず、上位3チームに入る可能性がある球団にしかない事。
詰まり、もう終盤に下位の順位が確定してもうてる様なチームにはレギュラーシーズンを愉しめる要素がないのが、野球の哀しいトコであり、パクりをしたにも関わらず限界があるトコである。
フットボール界には上位争い(優勝争い)だけやなく、中位にも大陸を舞台にした出場権(ACL)の争いがあり…
何よりも下位に沈むチームにも降格、残留っちゅう争いがあり、レギュラーシーズン最期迄殆んどの球団に愉しみ型があり、上位チームだけやなく下位チームにもドラマが設けられてる。
やからフットボールはキングオブスポーツと呼ばれるんであって、野球が主の国(アメリカや日本)ではなかなか取っ付き難い、敷居の高い競技に成ってる。
こない上から下迄、全ての球団がレギュラーシーズン気の抜けないレギュレーションが設けられてる競技、他にあるやろうか?
言葉は悪いが、優勝争いしてる訳でもないのに下位争いで1勝するかしないかで天国と地獄を味わい、勝つ事でまるで優勝したかの様にファンが泣き笑いする。
レギュラーシーズン最期の最期迄、どのチームにもこの一喜一憂が用意されてるフットボールっちゅう競技はやはり最強や。
その上位、下位の闘い共に緊張感があり、ドラマが生まれるフットボールは野球とは比べモンに成らん程素晴らしい。
何故、日本人はこの素晴らしいフットボールよりも野球に現をヌカしたがるのかがワシには理解出来ひん。
まぁ、フットボールは観る人の資格を問う競技であり、センスなき者が観てもその価値やその愉しさが判らん競技でもあるがな。
日本人の野球好きの無知共に多い「フットボールは点が入らんからオモロない」っちゅう、ベタな文句があるが…
そこを愉しめる感性や、点が入る入らんっちゅう短絡的で判り易い試合展開以外に眼を向けられる能力や資質を問われ、それを有するのがフットボール。
哀しきかな、フットボールが詰まらんと想う人間、それを云う人間は、自分の感性やスポーツ観戦力が乏しいと自分から云うてる様なモンである。
取って付けた様なCSと云うプロ野球のポストシーズン。
が、その3チームで争う事から外れたセ・パ3球団の下位チームには、何にもないし、その球団のファン達にもシーズン平等な愉しみ方が用意されてないのがプロ野球。
フットボールにはレギュラーシーズン最期の最期迄、全てのチーム、全てのチームのファンに平等な愉しみが与えられてるし、そこに不平等と云える様な差は存在してない。
これが野球とフットボールの埋まらない差であり、パクっても追い付けない基本レギュレーションの次元の違い。
そう云う意味ではフットボールはレギュレーションからして完成度が高いし、他のスポーツに影響を与える程、別次元なモンと成ってる。
やっぱり改めてこのシーズン終盤に成ると野球とフットボールの違いが浮き彫りに成るなぁ〜?
ドラマの数が違うし、下位にも闘いが設けられてるフットボールって改めて凄いって感じるわ。
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