ボヤき3255節
22/07/12 01:21
日曜の午後に放送された「第43回ABCお笑いグランプリ」を観た。
今回は12組が3ブロックに分かれて闘い、各ブロックの1位通過者が決勝を闘うレギュレーション。
Aブロックはドーナツ・ピーナツ(大阪吉本)漫才、こたけ正義感(ワタナベエンターテインメント)ピン芸、青色1号(太田プロダクション)コント、かが屋(マセキ芸能社)コント。
Bブロックは令和ロマン(東京吉本)漫才、ハノーバー(松竹芸能)コント、グウ90000(YOU GO sign)コント、天才ピアニスト(大阪吉本)コント。
Cブロックはフランスピアノ(グレープカンパニー)コント、ヨネダ2000(東京吉本)漫才、Gパンパンダ(ワタナベエンターテインメント)コント、カベポスター(大阪吉本)漫才の12組、組み分けでスタート。
何故か今回は大阪の賞レースにも関わらず、東京勢が多くなったこの大会。
知らんヤツばっかり(笑)
まぁ、これは某国営放送と違うて、ちゃんと冠に「漫才」やなく「お笑い」と謳うてる大会なんで、漫才に限らずコント、ピン芸何でもありの賞レース。
昨年優勝したオズワルドも番組の冒頭で語ってた様に、東京のお笑い芸人にも注目され、獲りたいと想われてる賞レースらしい。
個人的には大阪芸人と肩列べられる程、同じ土俵に昇れる程の東京芸人が居るとは想われへんが…?
Aブロックの4組は個人的にはトップバッターのドーナツ・ピーナツが中で一番オモロいと想うてたんやが…
結果はこたけ正義感っちゅうピン芸人が1位通過。
Bブロックは個人的に天才ピアニストのコントが中では一番オモロいと想うてたんやが、結果は令和ロマンの漫才で…
Cブロック、これは群を抜いてカベポスターの漫才がオモロいと想うて、結果カベポスターが1位通過。
各ブロックの闘い観る限り、大阪勢の芸人達で争われる様な賞レースに比べると、俄然質(レヴェル)が落ちるな、と。
正直、東京勢が大阪勢を上廻る程この大会にエントリー出来る程、他の大阪勢の芸人達はオモロなかったん…?
と、疑いたなる様な東京勢達のクオリティーの低さやった。
いやいや、もっと居ったやろ?他にナンボでも。
決勝はカベポスター、令和ロマン、こたけ正義感の順でネタ観せ。
賞レースの常連カベポスター、ワシも毎回このブログで云うねんけど、ヤツ等の漫才のクオリティー、テクニックは他を寄せ付けへん程、高いモンを持ってんけど…
上手過ぎて、純粋な「笑い」の部分で他のコンビに負けたりすんねんな、毎回。
昨年のこの大会でもオズワルドとの決勝で敗れたカベポスター。
シルヴァーコレクターを是非払拭して欲しかった今年は、決勝のネタも個人的にはオモロかった。
まぁ、後の2組はワシから観たら、とてもカベポスターに対抗出来る様な価値あれへんかったんやが…
こればっかりは審査員個々の感性、笑いのツボに委ねられるからな。
3時間の特番に成った「第43回ABCお笑いグランプリ」の決勝は、カベポスターが優勝。
見事、昨年のリヴェンジを果たすと共に、今年は東京勢より圧倒的に少なくなった大阪勢の底力と面目躍如を観せてくれる形に成った。
要約、「上手いんやけどな〜」の殻を破り賞レースを征したカベポスター。
彼等も銀シャリや見取り図の様にこれを機に東京進出してまうんやろうか…?
しょうもない、お客様の東京勢に賞を明け渡さんと、本場大阪勢が死守出来たのが善かった、日曜の「ABCお笑いグランプリ」と成った。
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