ボヤき3243節
22/06/30 03:12
先日FIFAがカタールW杯メンバーの23人枠制から3人増やし26人枠制にすると決定、正式発表した。
本来なら悦ぶべきニュースなんやろうが…
果たして現日本(代表)にとって手離しで悦べるべきニュースなんやろうか…?とついつい勘繰ってもうたNBFWのワシ。
現代表にとって、枠が増える事が必ずしも即メリットに繋がる、ポジティヴに捉えられる事とは云い難い。
僅か3ながら登録者が増える事で、予てから人選にセンスがないとワシが扱き下ろし続けて来た森保が、増えた安心感で、ヴェテラン重視、フットボールキャリア重視の人選に走る可能性がある。
結局のトコ3枠増えても、欧州で実際所属クラブのベンチを温めてる様な、そこそこのフットボールキャリアを持つ選手に費やされる可能性が高い。
サポートメンバーとしての若手は胎動されるやろうし、そこへのメンバー入りは出来ても、所謂「旬」の選手、所属クラブでちゃんと結果を残してる選手を選ぶっちゅう基準では森保自身がない為に…
枠が増えたトコで可能性が拡がる訳ではない…っちゅうのが正直なワシの観方。
怪我の予備枠が3増えただけで、森保自身にそもそも23人をフルに遣おう、23人全員フラットに考えてる気がないので、23が26に成ろうが一緒。
親善試合ですら固定メンバー、交代枠も同じ遣い廻ししか出来ひんのに、W杯本大会に成ったらよりその色が濃くなるのは眼に観えてる。
森保にナンボ枠を与えても一緒っちゅう事。
森保自身が気に入ってる、重宝してる15名前後のメンバー以外は全て、そのバックアップ、森保レギュラーが怪我した場合のしゃあなしの代替え選手でしかない。
コンディション悪くても、1stチョイスは森保お気に入りの人選やろうから、枠増えた事で組み合わせの可能性が拡がるとか、選手のタイプに因るオプションが増えるとかっちゅうポジティヴさは森保ジャパンに限ってはないと想うてエエ。
極論を云えば、森保の場合は16人目以降はサポートメンバーと同じ扱いやと想うてエエ。
仮にグループステイジの3戦目を迎えた時点で既に決勝トーナメント進出の可能性がなかったら、起用してへんメンバーを中心にスタメン組む事もあるやろうが…
基本、決勝トーナメント進出の可能性がある限り、奇抜な采配、大胆な事はしてけぇへん小ぢんまりしたフットボールをして来る筈。
勿論、15人前後の限られたメンバーで遣り繰りし、闘う筈。
日本国民が勝手に枠が3つ増えた事で、W杯の登録メンバーに誰が入るか盛り上がるだけで、実際枠が増えた今回の恩恵は日本代表に限って云えば、ないに等しい。
まぁ、それでも選手にとっては何があるか判らんとメンバー入りに向けて必死なんやろうし、取り敢えずその前にある東アジア選手権が国内組中心で構成されるらしいから…
先ずそこで招集されてチャンスを伺うっちゅうスタンスなんやろうが…
森保にナンボ人を与えても宝の持ち腐れで終わってまうし、多くの人材を遣いこなすだけのスキルが森保自身にない。
監督にも色んなタイプがあり、それは自体はエエし、何の問題もないとワシは想うてる。
固定メンバーで闘う事を好む監督も居れば、ローテイションを上手く遣う監督も居る。
が、その監督自身のフットボールアイデンティティーが機能せず、結果が出ぇへんかった時にどうするのか?
そこに果たしてB(第2の)プラン、C(第3の)プランがあり、それを切り替えられるのか?
戦術、人選も含めて。
それがない森保やからこそ、ワシは問題視してる訳で…
取り敢えず何事に於いてもヴァリエイションがなさ過ぎるのが森保。
それに尽きる。
そこに本来ならポジティヴな話題やニュースを与えたトコでプラスに働く事はないと想うのがNBFWのワシの私見。
果たして此処迄観れて、考えれてる日本フットボールファンがどれだけ居るやろうか?
枠増えたからエエやん!っちゅう単細胞な国民が9割りやと想うが…?
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