ボヤき3206節
22/05/24 00:28
先週末に行われた大阪ダービー。
我がセレッソが久々の快勝に終わったから云う訳ではないが、個人的に素晴らしいダービーやった、今回の大阪ダービー。
何が凄かったか?
それはダービーらしい雰囲気や試合をそこに感じれた事。
ダイジェストながらに観た感想やが…
特に両チームの外国籍選手が異国の地のダービーに完全に染まってる姿や光景が美しく観えた。
失礼ながら、感情移入的に云えば、異国の地のしかも加入して年数が経たない外国籍選手がダービーとは云え、日本人選手以上に感情的に成る事は非現実的。
それが今回の大阪ダービーに至ってはセレッソ、ガンバ問わず、外国籍選手が感情を剥き出しにする位、この一戦に対して闘志を出し闘うてた印象。
それが素晴らしかった。
ゴールを決めたセレッソのアダム・タガートのゴール後のベンチに向かっての悦び方に然り…
追い付こうと必死に成ったガンバの、昌子とレアンドロ・ペレイラでのスローイン時の同じチーム選手同士に因る揉め事等…
両チームが互いに勝ちたいっちゅう気持ちに溢れ、それが全面に出てた事が感じれたエエダービーやった。
日本のダービーの質?ダービーの概念?も昔と大分変わったな〜と。
勿論エエ意味で。
永年、本場欧州のダービーを数々観て来たワシとしては、それに比べると日本のダービーはやっぱり正直かなり落ちるモンやと常々感じてた。
ダービーとは云うモノの、イメージ的に云うと爪や牙がないモノ同士で闘うてる…っちゅうのが日本のダービーやってんけど…
それがこの大阪ダービーで日本のダービーもエラい骨太なモンに成ったな、と。
ある意味、そうしてくれたのは外国籍選手のお陰かも知れない。
馴染みもなく、大した愛着もない状態の異国の地の人間(選手)が此処迄、近隣のチーム同士の闘いっちゅう事で闘志を燃やし…
その雰囲気を創ってくれる。
まさにプロフェッショナルな行為であり、これはもっと褒められるべき事項。
じゃあ日本人選手が同じ事を海外のクラブに渡って出来るか?と云われれば、出て来る応えはNOで間違いない。
やはりフットボール先進国で産まれ、そこで育った選手と発展途上国に産まれ、そこで育った選手とはこうも違うのか?
っちゅう、細かい部分での埋まらない大きな差を感じた一戦でもあった、今回の大阪ダービー。
やっぱり、日本に馴染みのない外国籍選手がチームに溶け込み、一体化する姿は何時観ても美しい。
素晴らしいフットボール、素晴らしいダービーをありがとう。
こう云うダービー、この美しい光景を判る(判れる)価値観持った日本人がもっともっと増えたらエエなぁ〜
とNBFWのワシは想う訳です。
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