ボヤき3176節
22/04/24 03:46
本場欧州でキャリアのピークを過ぎ、晩年を迎えるに中って、欧州以外の国のリーグに移籍する…
その移籍先の主流がアメリカや中国。
謂わば、国(リーグ)自体に金(資金力)があるからなんやが…
資金力はあれど、リーグのレヴェルは両国共に高いとは云えない。
リーグ自体のレヴェルで云えば、欧州から観たら箸にも棒にも引っ掛からない日本の方が上やとNBFWのワシは考える。
代表の力関係(総合力)で云えば、アメリカの方が日本より上なんやが、それはアメリカの多国籍文化が影響してると云うてエエ。
国内リーグのレヴェルは断然に日本のJリーグの方がアメリカのMSLよりは上。
が、哀しいかなJよりMSLの方がリーグ自体の資金力が遥か上なだけに、欧州でキャリアのピークを過ぎた選手達はアメリカに流れる事が多い。
嘗てMSLもそうやった様に、欧州で名を馳せたタレントがMSLに行く事に拠る影響力はリーグ自体の力量は関係なく、またそれが更なる連鎖を生む事に拠って、元々大した力量がないリーグですら、タレントが多く入って来る事で、レヴェルアップしてく。
Jリーグも嘗てのMSLの様な流れを創れれば、リーグ自体は中国よりアメリカより高いねんから、欧州にその名が知られると共に、ピークを過ぎた欧州選手の移籍先のスタンダードが日本に変わるのは間違いない。
日本っちゅう国の名は聴いた事はあるが、そのアジアの小国のフットボール事情、国内リーグレヴェルはまだまだ海外には浸透してへん事実。
先ずは金の力で往年の選手を買い漁るっちゅう作業は何処のフットボール発展途上国でもやる、手っ取り速い手段の1つ。
ワシはMSLの様な、フットボールリーグの魅力さえ持ててないリーグを認める事は一生ない。
あんな昇降格がないリーグなんか、プロフットボールリーグの風上にも措けない、年金リーグとしか云い様がない。
日本もフットボールが判らん国民に溢れた国やが、それ以上にアメリカはフットボールが判らん国民に溢れた国や。
昇降格がないリーグを、フットボールのスタンダードとして観れ、何の違和感もなく愉しめる価値観、国民性がワシには理解出来ひん。
昔も現在もアメリカはフットボール不毛の地である事は変わってない様である。
問題はそのMSLで更に観限られた選手が日本にやって来たり、そう云う晩年に晩年を重ねた選手をリーグ自体のレヴェルが日本よりも低いMSLから、日本のクラブが獲ろうとする事。
都落ちは上から下やから成立するんであって、この移籍の場合はアメリカのお溢れをもうた乞食みたいな日本っちゅう図式で、何の意味もない移籍であり、獲得の様な気がする。
ネイムヴァリューだけで、アメリカで数年プレイして高齢化を増した、嘗てのタレントを安易に移籍するやり方は日本フットボール界にとっても、Jリーグの更なる発展、成長にとってもエエ事ではない。
アメリカのお溢れ移籍、獲得よりも、欧州からダイレクトに移籍する様な流れを創る方に眼を向けるべき。
Jに大物が来た!だけで悦ぶ様な発展性なき日本人はエエ加減卒業すべき。
もっとその先、1歩先に眼を向け、そこに向かうて行かんと。
アメリカのお溢れ移籍、中国の御下がり獲得の嘗てのタレントで浮き脚立つ様じゃ、何時迄経ってもJリーグの名は本場欧州には響かない。
寧ろ、日本独自に発掘した外国籍の選手が本場欧州にステップアップする事例が増える様な流れにせんと。
まだまだ日本人も、日本のクラブもそう云う眼が足りひんのんよな?
現状で悦んで満足してる様では、その先の成長&発展はあり得ない。
常に先を観る位で人間ちょうどエエ。
飽くなき好奇心、探求心、向上心は個人レヴェルでも必要やし、国レヴェルでも必要。
先ずは1人1人のレヴェルアップからやな。
フットボール文化とはそうやって創られて行くモンやから。
まさに「千里の路も一歩から」やで。
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