ボヤき3149節
22/03/28 00:25
先週末に放送された第11回ytv漫才新人賞決定戦を観たワシ。
予選ラウンド1〜3を観て来て、いよいよ本戦。
予選ラウンド1〜3で上位2チームで争う決定戦。
この放送で出場したダブルヒガシが云うてた「大阪で一番オモロい=世界で一番オモロい」はまさにワシもその通りやと想うてて…
漫才の賞レースは有名無名問わず全国各地にあるやろうけど、結局は大阪の漫才賞レースが一番権威あるんやろうな?と。
大阪の新人賞=大阪で一番オモロい若手っちゅう図式は詰まり、=世界で一番オモロい若手っちゅう事を意味する訳で。
笑いの聖地としてはやっぱりどうしても熱が入ってまうわな、自然と。
今回はその新人賞を6組の漫才師達で争う。
丸亀じゃんご、カベポスター、さや香、たくろう、ダブルヒガシ、フースーヤの6組で行われた決定戦。
先ずは6組全てがネタを披露し、その審査点が高い2組がもう1ネタして、優勝を決めるレギュレーション。
ワシの最初のネタ観せでオモロいと感じたのは、カベポスターとたくろう。
ワシが普段勢いだけで中身ないと酷評する、さや香の今回のネタはさや香の中のネタで一番オモロいヤツを持って来て、ラストイヤーに掛ける意気込みを感じたモノの、決勝戦には及ばなかった。
ダブルヒガシは結構巷の評価が高いねんけど、私的にはイマイチハマらんのよな。
未だ個人的には丸亀じゃんごのネタの方が好き。
フースーヤはやり続けてるたま〜にツボりそうな時もあるけど、あれが評価の対象として基準に成ると正統派漫才(喋くり漫才)はどう成るん?
っちゅう観点から、賞レース的には除外の方向で考えてるワシ。
単なるネタ観せ番組やったらエエねんけどな?
賞レースと成るとフースーヤはちゃうな、あれが一番に成ったら秩序が失くなる。
たくろうは今回少し変化を付けて来たネタにワシは想えて、結構オモロかった。
せやけど、結果はカベポスターとダブルヒガシが決勝戦進出。
決勝のネタ観せでは会場の笑いはカベポスターよりダブルヒガシが上に感じたが、蓋を開ければカベポスターの優勝で終わった、第11回ytv漫才新人賞決定戦。
カベポスターはずっとこのブログにも若手やのにテクニックが凄い、言葉遊び(話芸)の技術力が半端ないと描いて来てたワシ。
そのカベポスターが要約、ytv漫才新人賞を獲った。
これでカベポスターも東京進出っちゅう流れに成ってまうんかも知らんが、ネタの上手さではあの辺の世代では群を抜いてる様な気がする。
それが笑い無知の関東人共にハマるかどうかは知らんが…
毎年世界一オモロい若手漫才師達が大阪から排出され続ける、この誇らしき環境と、その下地としてある漫才の文化。
レヴェルが高い環境で切磋琢磨する事が如何に大事かを想わせてくれる、エエ賞レースやっちゅう事は間違いない。
大阪芸人、漫才師達が次々と東京進出、排出されるのはあっても東京芸人、漫才師達が大阪に拠点を置いたり、本場大阪で勝負するっちゅう話しを聴いた事がない。
それが何時迄経っても東と西の笑いの文化、漫才師達のオモロさの差が一向に埋まらん要因なんやな、と。
こう云うハイレヴェルな賞レースを観れる環境に身を置けて嬉しいし、また他県に対して誇らしい気持ちに成れるわな。
何せ大阪で一番=世界で一番やから。
お笑いの法則は昔も現在も全く変わってない。
そりゃ、全国版の賞レースで大阪芸人、大阪漫才師達が多く残るのも無理ないわ。
DNAの違いかの?
笑いに対してのハングリー精神が東京芸人、関東漫才師達には少な過ぎる気がするワシ。
それは実際賞レースに参加してる漫才師達もそうやが、それを観る客(一般人)もそう。
笑いに対して観せる側も観る側も貪欲やからこそ、賞レースに価値が出て来るし、権威が出て来るんろうと想う。
自分が推してた漫才師が実際タイトル獲るとやっぱり嬉しいモンやな(笑)
ヤツ等の漫才はとにかく上手い。
また来年の第12回大会で推しの漫才師が出て来てくれる事を愉しみにしてる。
笑いの聖地からは次から次へとナンボでも原石が出て来るから愉しみやわ〜
(C)みんなのブログ
All rights reserved.