ボヤき3114節
22/02/21 06:36
この週末に開幕したJリーグ。
今年はJ1が18チーム、J2が22チーム、J3が18チームの全58クラブがプロフットボールクラブとしてカテゴリー別でJリーグを闘う。
今シーズンはコロナの影響もあって特に外国籍選手の積極的補強が近年に比べ観られないまんま、私的には淋しい開幕と成った。
年々、多国籍化が進んでたJリーグが今シーズンは再びブラジウ人選手頼みみたいな形で、何処のクラブもブラジウ人選手の補強に走ったのが残念でしゃあない。
また、外国籍選手が1人も居らん、純国産選手のみのクラブも増えたのも残念な傾向。
ワシが常々提唱し続けてる魅力ある国内リーグとは、やはり色んな国の選手が来る、来たいと想うリーグであり、その多国籍化こそがリーグを活性させてくれるモノやと考えてて…
そう云う意味では現状のJリーグではまだまだ足りてないと、不満に想えてまうのは致し方ない部分ではある。
特に今回、アフリカン選手が減少した事が個人的に残念でしゃあないJリーグ。
今シーズン、ブラジウ人が最多の86人、韓国人がこれまた減少傾向にあり、18人に。
その他はアジア圏ではタイ、ヴェトナム、フィリピン、香港、マレーシア…
オセアニア圏ではオーストラリア、ニュー・ジーランド。
ヨーロッパ圏ではスペイン、ポーランド、デンマーク、スウェーデン、ベルギー、スロヴェニア、コソヴォ、ノルウェイ、モルドヴァ、セルビア、ドイツ、ロシア、ポルトガウ、オランダ。
その他としてコロンビア、キュラソー、アルヘンティーナ、コスタ・リカ、チリ、ペルー。
肝心のアフリカ圏はナイジェリアとケニアのみと総勢31ヶ国に留まった。
昨シーズン、個人的に多国籍集団として評価したアビスパ福岡がブラジウ人選手2人、ベルギー人選手1人、スペイン人選手1人っちゅう淋しい台所事情と成り、僅か1年で他のクラブと変わらん姿に成ったのが残念。
森保ジャパン同様、競争なきチームに発展や進化はないと考えるし、その先の魅力もないと想うNBFWのワシ。
外国人助っ人の補強で、助っ人を優先的に遣おうとするクラブの思惑の中で、国産(日本人)選手がそのポジションを争う競争が生まれてこその日本人選手のレヴェルアップ…
強いては魅力あるリーグに繋がると想うんやが…
まぁ、新規外国人選手を獲得してもこの御時世、何時来日出来るか、チームに合流出来るかが判らんだけにクラブとしても動くのには難しいとは想うが…
やはり外国人選手の補強っちゅう意味でも新規開拓は必要やと想うてるワシ。
国内リーグの発展が後々代表に還元されると考えるとやはり国内リーグ戦は馬鹿にも蔑ろにも出来ひん。
無駄に日本人選手が海外に行って、結果試合に出られず尻尾巻いてJリーグに戻るっちゅうアホな光景を減らす為にもJリーグの充実、わざわざ海外に出ぇへんくても世界を感じれる様な国内リーグであって欲しいと。
その為には大物選手やなくても、色んな国の選手がJリーグの各クラブに在籍する必要があり、またJリーグの外国人選手が海外にステップアップ…
みたいな形を創る必要がある。
ワシ程、日本フットボール界の先を観据えて苦言、提言してるヤツが他に居るやろか?
眼先だけじゃアカンねん、何事も。
その為には先を観据えれる視野の広さと、その為に動ける機動力を持った人間が必要。
Jリーグ、日本人にはそれがまだまだ足りひん。
まぁ、この体制でのJリーグがスタートしたからには、この中で個々の愉しみを観付けるしかない。
今シーズンはどんなサプライズがあるのか?
新たなタレント(ニューカマー)の出現にも期待しながら観て行きたい。
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