ボヤき3036節
21/12/05 06:05
昨日、J1最終節が行われ、最期の降格1枠が決まった。
今シーズンは4チームがJ2降格。
徳島、大分、仙台、横浜FCの4チームがJ2降格と成った。
まぁ、毎年この時期に成るとドラマがあるのがフットボール。
残留でも泣き、降格でも泣く。
こんなスポーツ他にあるやろか?
昨日も最終節で残留が決まった側の湘南のインタヴューで、先日急去したオリヴェイラの事で声を詰まらせる岡本の姿を観てたら想わず貰い泣きしそうに成ったワシ。
湘南に縁も所縁もないし、湘南が好きな訳でもないワシが、このフットボーラー達の共に闘い、一致団結しようとする姿、その想いには胸打たれるモノがある。
国籍や種族を超えて同じチームメイト、仲間を想う気持ち、そこへの感情が溢れるって素敵な事やん?
薄情、稀薄に成りつつある現代の日本で未だこう云う熱いモン、溢れる想い的な光景が観れるのが何よりも嬉しかったりする。
正直、降格したから云うて別にチーム自体が失くなる訳でもないのに、それに匹敵する様な天国と地獄が毎シーズンの様にあり、そこでのドラマが観られるのはフットボールの醍醐味の1つと云うてエエ。
泣ける位に没頭出来るモノってなかなかある様でない現代。
ワシはこの光景こそ、フットボールの美しさ、魅力と考える。
やっぱりキングオブスポーツはフットボールやて。
野球に昇降格ある?
CSかて元々はフットボールのパクりやし、昇降格に比べたらドラマ性も天国と地獄感も全然薄い。
降格っちゅうても1段階下がるだけではない。
その緊張感たるや…
他の競技のリーグ戦最下位とは訳がちゃう。
その(下のカテゴリーに落ちる)厳しさがフットボールを他の競技とは格が違うモノにしてると想うし、その過酷さ、厳しさがあるからこそワシはこのスポーツを好きに成ったと想う。
現代の日本人が完全に忘れたであろう「競争」。
他を蹴落とし、自ら這い上がる。
これこそが「競技」であり、真の勝負の世界。
フットボールはこのレギュレーションがある限り不変的なスポーツとして在り続けるやろうし、キングオブスポーツに君臨し続けるやろう。
あの一喜一憂する感じ、優勝でもないのにそのチームの関係者が泪する姿や光景、最高やし、美しい。
やからフットボールは辞められない。
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