ボヤき3004節
21/11/03 04:54
日曜に放送された「NHK新人お笑い大賞」を観たワシ。
これは「ytv漫才新人賞」とは違い、全国区の賞レース。
また、「お笑い大賞」と銘打ってるだけあって、「漫才」っちゅう括りではなく、「コント」、「漫才」混合のオモロければエエっちゅう、アホでも判り易い賞レース。
今回エントリーしたのは…
素敵じゃないか(東京吉本)、ハイツ友の会(大阪吉本)、トンツカタン(人力舎)、丸亀じゃんご(大阪吉本)、モンローズ(サンミュージック)、ニッポンの社長(大阪吉本)、チェリー大作戦(大阪吉本)、ミキ(東京吉本)の8組。
この賞レースでも西×東の構図が出来てて…
まぁ、東京吉本を関東勢とカウントしたとしても4対4。
全国区の賞レースで関東勢だけが連ねるなんて、夢のまた夢の話し。
そもそも関東芸人(漫才師)が笑いの本場大阪のNGKの舞台に上がるのを夢と想うてる位やからな(笑)
その話しだけで西と東の笑いや漫才の力関係が判る。
で、この大会のレギュレーションがAブロック、Bブロック各4組ずつに分かれ、ネタを披露し1位通過したコンビが決勝を闘うて優勝を決めるっちゅうモノ。
Aブロックが素敵じゃないか(漫才)、ハイツ友の会(漫才)、トンツカタン(コント)、丸亀じゃんご(漫才)やってんけど…
ワシの個人的な感想はハイツ友の会が一番オモロかった。
あの淡々とした口調で云う嫌み的なネタのオモロさと、そのテンポが徐々に癖に成るオモロさとが相俟って、Aブロック断トツでオモロかった。
で、結果これまた大阪吉本の漫才師。
まぁ、ワシの個人的感想だけなら単なる贔屓眼と云われて済まそうとする自称笑い好きの関東人共も居る想うが…
結果、Aブロック1位通過はワシの評価と同じく、ハイツ友の会が決勝進出。
続くBブロックはモンローズ(漫才)、ニッポンの社長(コント)、チェリー大作戦(漫才)、ミキ(漫才)のネタ観せ。
Bブロックの個人的感想としてはニッポンの社長とミキがオモロいと想うた。
これが漫才に特化した賞レースやったら、間違いなくワシはミキを推してたやろうが、コントのニッポンの社長はワシも認めるオモロさがある。
ケツのオモロさは漫才よりコントの方が個人的に活きる気がして成らん。
で、結果はニッポンの社長がBブロック1位通過。
これにて、また賞レースの決勝の舞台は西×西の構図に成った。
自称笑い好きの東の笑いごときで満足してる、ホンマの笑いを知らん、笑い不毛の地の関東人共よ。
これが現実や(笑)
で、決勝は両コンビ共がコントネタで勝負。
まぁ、個人的にはブロックのネタ観せの時よりオモんなかったニッポンの社長。
せやけど、それ以上にブロックネタの時の漫才のオモロさを決勝でももう1回すべきやと想うたハイツ友の会が一転コント勝負で来た、勝負ミス。
そりゃ、ニッポンの社長相手に芸歴や賞レース経験で下廻るハイツ友の会が審査員の実績や安定感を覆せる訳がなく…
優勝はニッポンの社長に終わった今回の「NHK新人お笑い大賞」。
ハイツ友の会のネタは今回が初めてやなかってんけど、あの淡々とした口調で嫌みを云うネタ、癖に成るし、あれを極めてったらアレ(漫才)だけで十分イケる想うけどな。
それにしても関東勢、箸にも棒にも引っ掛からんこの惨敗劇…
まぁ、今から始まった事ちゃうけど、そろそろホンマに東の笑いの今後を含めて真面目に考えた方がエエで?
西×東の笑い対決みたいな構図に成った時、これで東が勝てる確率ある想う?
そりゃ笑いのわの字も知らん関東人だけやで、そない楽観的な考えが成立するの。
本場の西側の人間から観たら、到底現状で東が西に笑いで勝てる訳がない。
劣ってるヤツが現状に満足したり、現状維持に走ったら、もうその時点で終わりやからな?
身の程を先ず知らなアカンわ。
いや〜、それにしても年の瀬らしく賞レースが目白押しで観てる側としては愉しいし、こう云う賞レース番組がようけあると嬉しいわな。
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