ボヤき3003節
21/11/02 18:17
週末に放送された「ytv漫才新人賞選考会ラウンド2」を観た。
今回はコロナ禍での影響をモロに喰うた昨年とは違い、選考会がラウンド3迄あって、各々のラウンド上位2コンビ(6組)が新人賞本戦に行くっちゅうレギュレーションに戻った。
今回はドーナツ・ピーナツ、もも、なにわスワンキーズ、ダブルヒガシ、エンペラー、たくろう、ファンファーレと熱狂、丸亀じゃんご、ちからこぶ、20世紀、風穴あけるズ、フミの12組がエントリー。
毎回愉しみにしてるこの選考会。
ワシが今回好きやったネタ、オモロいと想うたネタは…
なにわスワンキーズとエンペラー。
当然、ワシやったらラウンド2はこの2組が本戦に行く価値がある想うてたんやが…
今回は2組とも外れて、たくろうと丸亀じゃんごが本戦へ。
たくろうの今回のネタは何時もと違う形で来てたのが審査員から評価されたが、ワシ的にはそれがオモロさっちゅう意味での評価と成ると…
っちゅう感じやった。
丸亀じゃんごも個人的にはネタとしての純粋なオモロさ、笑いはなにわスワンキーズやエンペラーの方が上やと感じてたんやが…
まぁ、毎年こうして新人賞本戦に向けての予選が3回行われ、その1回で10組以上の漫才師達のネタを観れるのは贅沢な事。
笑い不毛の地東京ではない光景やと想うねんな。
知らんけど(笑)
っちゅうかな、結局全国区対象の賞レースに成った時、出場してるコンビが東と西が混雑してた場合、その賞レースで優勝するのは圧倒的に西のお笑いコンビやったりする訳やん?
じゃあ、その状況を観た東のお笑い協会的な組織があったとして、その西との差を埋めよう、もっと努力しよう!って成らへんモンかね?
現状じゃアカン事位、アホでも判るやん?
西と東の対決に成ったら、西が勝つ確率の方が圧倒的に高いんやし。
じゃあ、現状を打破、打開する為には今迄のやり方じゃ逆転する事はないっちゅう事が判らんかね?
じゃあ、東は西よりももっと、底上げを目的とした「ytv漫才新人賞選考会」みたいな感じのヤツがあってもエエんちゃうか?と。
観ててな、漫才の西と東の差がワシにはエグい位あり過ぎんねんな。
レヴェルの違い以前に次元が違う様に感じる。
東のお笑いで満足してる様な輩が居ったら、それは笑いの勉強不足。
若手からして西と東には差がある。
やっぱり、西の笑いが強いのは、若手の頃からこう云う賞レースが日常的にある環境で日々揉まれてるからや。
西の笑いを東が超えたいんやと想うなら、もっと笑いの不毛さを打開する様な根本的な環境変化が必要やろう。
嘗てドイツが育成世代に巨額の投資をして、そこで育った年代がA代表に成った時に強なったフットボールの世界の様な事が、東のお笑い界にも必要。
若手の頃からして次元が違い過ぎるんやから、そりゃM-1に出る漫才師達が西勢、吉本勢に成るのは当然やわな。
東の人間は観る側も含めて、M-1は吉本の大会とか吉本系の審査員が居るから…
とか、負け犬の遠吠えに走る前に自分達(東の笑い)と本場西の笑いとの差、次元の違いに気付き、それを埋めるだけの努力や環境の変化、改革をしてからモノを云え!と。
現状で太刀打ち出来ひんのに、昨日迄のやり方を継続してて、エエ訳がないのはアホでも判る様な事。
結局単純に西の漫才師の喋りの方がオモロいやん?
話術や話芸を磨きなさい、東の芸人共は!っちゅう事やん。
しょうもない文句云う暇あったら、やる側も観る側ももっと努力してせめて次元は違うても笑いのレヴェル位は上げてからにせぇ!と。
やっぱりコイツ等(西の漫才師達)観てたら、普段揉まれてるわ〜って感じるし、賞レース自体がレヴェル高いわ〜
って想うわ。
オモロくても本戦2枠のキップすら手に入れられへんねんから…
コレ、喩えば東に同じ様な賞レースがあったとして、東の漫才師の中に西の漫才師が入っててみ?
その2枠、西の漫才師達獲ってまうで?っちゅう話し。
やっぱり何事も環境って大事やな、と「ytv漫才新人賞選考会」を観てて感じたワシやった。
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