ボヤき2864節
21/06/16 06:37
昨日のアジア2次予選最終戦、キルギス戦。
前回少しだけ触れたけど、森保の戦術知性、采配知性の低いトコは組み合わせの悪さとヴァリエイションのなさ。
喩えば、最近森保ジャパンで基本フォーメイションに成ってる4-2-3-1。
別にコレ自体が問題ではなく、人(選手)の組み合わせと、当て嵌め方が問題。
4-2-3-1の1、詰まり1トップの位置にボールが収まる大迫と同じ様に古橋をそのまんま入れるのは、誰が観てもアホ采配。
タイプが全くちゃうFW(選手)を1枠に誰彼構わず入れる(起用する)形が森保の戦術ヴァリエイションのなさを如実に表してる。
昨日の1トップはオナイウ阿道やったが、こう云う選手を大迫の代わりに1トップに入れるのは判る。
が、全くタイプ(性質)の違う古橋を此処にそのまんま入れるのはナンセンス。
仮に4-4-2の様にFWが2枚(2トップ)やったら、タイプの違う2人を起用しても問題ないが、前回みたいにホールに鎌田、1トップに古橋はセンスがないスターター起用であると云わざるを得ない。
古橋を1トップで起用するなら、両翼の選手がもっと中に入って来たがる選手、若しくは1トップの古橋と常に近い距離でプレイする様な選手を同時に起用すべき。
また昨日のキルギス戦の後半立ち上がりみたいに、ホールで古橋を起用した方が、彼の裏を取る動きやったり、抜け出すプレイが活きる筈。
その観極めすら出来てないトコに森保、または森保ジャパンの限界を感じてるとのNBFWのワシ的評価。
昨日のキルギス戦は前回オンサイドの得点をオフサイド判定され、ノーゴールに終わったオナイウ阿道がスターターとして登場。
先制のPKを含むハットトリックで、全てを持ってった感はあるが…(笑)
我がセレッソの坂元も善かった。
序盤、浅野の左サイドからの攻撃が何回かあったが、それ以降は前半の殆んどが右サイドの坂元側からの攻撃やった森保ジャパン。
敢えて厳しい云い方をすれば、利き脚の左を切られた時のプレイのヴァリエイションがもっと増えると、彼自身のプレイ幅や選手としての引き出しが増えて、更なる進化を果たせる筈。
逆にホール起用された原口は消えてる時間が多くて、全く機能してへんかったわな。
クラッキとしてのプレイはほぼ0に近かった。
昨日のスタメンの面子やったら、寧ろ4-4-2で原口を左、坂元を右に置き、単純に浅野とオナイウの2トップでも善かった気がする。
で、後半停滞した時間を観兼ねて?想い切って4-2-3-1から3-4-3にシステム変更した森保。
この変更についてはエエ采配やったと想う。
両SB(山根と小川)やった2人がWBに上がり、高い位置を取る事に拠って、キルギスの両翼を下げさせ、イニシアチヴを取れたから。
が、欲を云うたら、せっかく高い位置取りをしてた両WBに対して、ロヴィング(ロヴ)のパス(背後を取る様なパス)が3バックから供給されへんくて…
常に脚元、脚元で廻すパスに終始してたのが勿体なかったわな。
結果5‐1で勝ち、2次予選全勝で有終の美を飾った森保ジャパン。
これをアジア最終予選でどれだけ同じパフォーマンス、同じクオリティーで出来るか?
また、森保の単調な采配が何処迄通じるか?森保自身の采配は戦術の上積みはあるのか?
これ等がキーに成って来るやろう。
昨日はPKで1失点したとは云え、なかなか興味深くもオモロいゲームやった様に感じた。
さて、最終予選はどう成る事やら…
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