ポリシーがある人間より愛想だけの人間の方がエエんやな、この国は…




と想う事が最近あった。




事の善し悪しや真実よりも、他人や雰囲気に合わせれる人間の方が他人からは評価され、人間として上に扱われるんやと、熟感じさせられた、とある事件があった。




まぁ〜、ワシ自身の人間性から云うたら真逆の世の中、真逆の価値観やから、そりゃワシ自身生き難くも成るわな？(笑)




もう、呆れてっちゅうか、剰りにも違い過ぎて逆に笑けて来てまう事態(笑)




愛想だけが善く、世渡り上手、周りに合わせて自分がなく、ブレブレで八方美人な人間の方がこの世では上手く行き、人生に於いても成功する様や。




ワシはポリシーや自身の哲学、アイデンティティーへの一貫性、また事の善し悪し、真実に拘る為に衝突が多く、所謂そんな日本人達との共存が難しい。




それをワシ自身が肌で感じてるからなのか、普段から他人に対して距離を置く。




群れる事を嫌い、他人に簡単に心を許さない。




じっくり他人を観察して、ソイツがどう云う人間性なのかを観る癖が幼少期から自然に付いてもうてる。




まぁ、この世の中ではワシみたいな人間は生き難いわな(笑)




判り易く云うたら、何か問題やトラブルがあった時に真実や善し悪しは度外視して、取り敢えず自ら退き、謝れる人間が日本では優秀な人間とされる。




そう云う固定概念は現在尚、この国に蔓延ってる。




揉め事を回避し、自分や善し悪しを圧し殺し、周りに合わせ、他人と同じ顔をする。




愛想のスキルだけあれば逆に実力自体がない人間でもこの世界では上手く立ち廻れる…みたいな事が現実にある。




それがワシの鼻につき、更なるワシの意固地、頑なさへと繋がる、負の連鎖。




ワシの基本概念として、悪い事、アカン事は誰がやっても悪い事、アカン事っちゅうのがあって、それがワシの中枢的な価値観であって、ワシの正義。




事の善し悪しに拘り、そこに執着するのも、先ずはどっちが正しいから始まるのが筋やと想うてるから。




理論や理屈で事は成り立ってるんやから、先ずはそこからやろ？




っちゅうのが、ワシの大前提としてある訳やが、この世はそれよりも事の真実、善し悪しよりも優先させるべき事があるらしい。




取り敢えず、周りとの平均化、同じに成る事を善しとし、そこを優先的に考える日本の社会の仕組み。




この価値観の違いは一生埋まる事のない大きな溝。




ワシは恐らく永遠にこの世界では上手く立ち廻れへんし、生き易く成る事はないやろう。




それでもワシから折れたり、ワシがこの世界の価値観に合わせて行く事は一生ない。




やってワシは間違うてないから。




正しくもないのに、取り敢えず揉め事に成らへん事を優先させ、周りと同じにする事でバランスを取る？やり方の何処に肯定的な感情を持てるのか、ワシにはサッパリ判らん。




周りから浮いても、孤立無援な事に成っても、ワシは自分のポリシーや理屈を曲げる事なく闘い、それでどっちが正しいのかを明らかにして進みたい。




事の善し悪しをウヤムヤにして、なかった事にして迄、しらこい顔して生きれる程ワシは無神経でもアホでもない。




理論派で生き、頭を普段から駆使してる人間やからこその生き難さ。




それを最近また痛烈に感じてるワシ。




ワシに集団生活、集団行動は向かない。




ピンとしての能力が突出してるから。




日本人の多くは1000分の１、100分の１の人間。




ワシは善くも悪くも１分の１の人間。




100分の１、1000分の１同士の人間には徒党を組めても１分の１の人間には徒党は組めない。




哀しいかな、100分の１、1000分の１の人間達とは交える、判り合える事がないのが現実かの。




少数は有無もなく爪弾きにされ、孤立するのが日本の社会。




それでもはぐれヒールは今日も孤立無援の中でも生きて居る。