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スーパーヒールTAQのボヤき
by TAQ
ボヤき1986節
19/01/20 08:43
                                                                                 フロンターレの板倉がマンチェスター・シティーに移籍した。




正直ビックリしたニュースと成ったこの移籍。




実はワシ、この板倉っちゅう選手を知らんかった(笑)




ワシの中では?無名の板倉、CBと、DH、CHをこなす選手らしい。




ペップ率いる、今や時のマンCに引き抜かれるなんて、こんな名誉な事はないとフットボールのフの字も知らん日本人は手離しで何も考えんと悦びそうな、ニュース。




ワシは少々違う。




元々イングランドは就労ヴィザの基準が厳しい国で、簡単に外国籍の選手が移籍し難い国。




かつてガナーズに引き抜かれた宮市、武藤がそうやった様に就労ヴィザが下りんくて、他国にローン放出っちゅうケースは散々観て来た筈。




この板倉も結局マンCに移籍直後、堂安の所属するフローニンヘンにローン放出された。




結局、マンCみたいなメガクラブ、ビッグクラブに引き抜かれても、そこで出場機会が獲られなければ何の意味もない。




じゃあ、言葉は悪いがマンCよりネイムヴァリューでは格段に落ちる無名の欧州クラブに移籍して、試合に主力として出る方が実のある移籍やとワシは想う。




メガクラブ、ビッグクラブに移籍するのがゴールであるかの様に、短絡的に悦ぶフットボールIQの低い愚民共。




恐らくこの板倉も何シーズンか他国へのローン移籍を繰り返された後、イングランドの地ではピッチを踏む事なく、契約満了に成る可能性が高い。




それどころか、この実のない移籍で、有望やろう1選手のフットボーラーとしての芽を摘んでまう可能性すらある。




かつて逸材とされた選手が欧州移籍に拠り、選手生命やフットボールキャリアを台無しにしたケースは数多い。




選手として大事な時期を出場機会が獲られへん欧州の舞台で永らく過ごし、ピークを過ぎる頃に成って、何の成長もせんと凡クラスの選手としてJリーグに帰って来る事が殆んど。




最近での失敗例は井手口。




ガンバに所属してる時は代表の常連で、ロシアW杯の主力として確定的な選手でありながらも、その直前の欧州移籍で出場機会を失い、本命の筈やったロシアW杯のメンバーからも漏れた。




もうこう成ると、欧州移籍自体が本末転倒やわな。




何でもかんでも欧州に移籍すれば箔が付くっちゅう、日本人の安易な考え方にワシは警鐘を鳴らしたい。




欧州に移籍する事がゴールやないし、メガクラブ、ビッグクラブに引き抜かれる事が全てではない。




このワシ的に無名な板倉がそう成らへん事を祈る迄やが、マンCでCBとして出場するのは絶望的やわな。




そこで出場した時に初めて日本人は悦び、誇らしく想えばエエ。




現段階で悦ぶのは時期尚早。




逸材が逸材のまんま終わらん事を祈る。                          



 




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