ボヤき1895節
^18/10/21 09:27
UEFAが主催するネイションズリーグ。
ナショナルチームでの昇降格があるリーグ戦っちゅう画期的なコンペティションを立ち上げたUEFA。 EUROを始めとするフットボールの頂点であり、中心である欧州がこう云うコンペティションを立ち上げ、観られる環境はフットボールファンからしたら嬉しい事には違いないんやが… 日本を含む欧州以外の国の視点で云うとこのネイションズリーグ発足は決してポジティヴには受け取られへん事が多い。 ネイションズリーグ、基本的にナショナルマッチウィークに開催される大会。 詰まり、欧州各国のナショナルマッチウィークはネイションズリーグに全て割り当てられる事に成る為、欧州以外の国がナショナルマッチウィークに欧州の国との親善試合が組まれへん事を意味する。 フットボール発展途上国にとってはトップレヴェルの欧州との対戦が不可と成り、益々レヴェルの差が開く事が懸念される。 日本代表もハリル政権時の様に欧州遠征や欧州との親善試合が今後激減する可能性が高く成る、ネイションズリーグ発足。 1フットボールファンからしたら嬉しい筈のネイションズリーグ発足も、自国の代表強化の観点からしたら大きなマイナス要素っちゅう、皮肉。 これに異を唱える人間は欧州以外の国だけに留まらず、レッズの指揮官、ドイツ人のクロップさえもネイションズリーグ発足を「馬鹿げてる」と称してる。 仮に今後日本代表が欧州のマッチメイクに成功したとしても、リーグの降格が決まり消化試合に成ってる様なマイナーな国やったり、フットボール素人共にはその国名さえ知らん様な国としか組めへん可能性が高い。 それを観超してなのか、協会は南米、中南米の方にシフトチェンジしつつある。 今後はコパ・アメリカへの参戦も多く成るやろうし、南米、中南米の国とのマッチメイク、対戦が増えるやろう。 代表強化の為にも偏ったマッチメイク、対戦は出来るだけ避けたいところ。 結局はナショナルチームはW杯での闘いの為にチームを強化して行く訳で、じゃあW杯は色んな大陸の国とのグループリーグがあり、対戦があった上での決勝トーナメント進出がある訳で… そこにはアフリカもあり勿論欧州もあり… 南米、中南米のマッチメイク、対戦だけでは獲られないモノが確実にあり、偏りが現在から懸念される。 ネイションズリーグ、確かに画期的で1フットボールファンからしたら魅力的な大会ではあるが、国際的な観点で云うたら、欧州のフットボール鎖国の様な感じがしてまうのはワシだけやろか? UEFAは現在このネイションズリーグを継続的な大会として開催して行く意向を示してる。 これが再びFIFAとの衝突材料に成る気がして成らん。 ナショナルチームの試合数はクラブレヴェルとは比べモノに成らん程限られてるし、少ない。 その貴重な試合数を欧州だけのコンペティションだけで費やすネイションズリーグ発足は今後世界中を巻き込む波紋を呼びそうや。 着眼点はオモロいんやけどな、UEFA。 もう少し色々練る必要性があったんやなかろうか? 欧州の弱小国とのマッチメイクに成功しても、他の国にメリットはない。 今迄対戦した事のあれへん国との真新しさはあるが… 強化する為にはやはり自国よりレヴェルが高い国、強い国と闘わんと… ネイションズリーグは日本代表にとって大きな脚枷に成る事は間違いない。 糞協会の今後のマッチメイク力がどう出るのか? それにしても一番エエ欧州っちゅう対戦カードを切られた(絶たれた)のは正直痛いよな…
コメント(0)|コメントを書く
ブログ検索
(C)みんなのブログ
All rights reserved. |