スーパーヒールＴＡＱのボヤき

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　チリ戦の中止に拠り、スライドする形で森保ジャパン初陣と成った昨日のコスタ・リカ戦。

色々驚きがあった、森保采配。

サンフレッチェ時代、３バックが主やった森保のフォーメイション。

代表でも３バックシステムが基本と成るかと想いきや、昨日のスターターは４-４-２。

しかもスタメンの面子も中島、堂安とセンタープレイヤーが多い中で、敢えてホールを置かへんシステムにしたのがワシとしてはオモロいと想うた。

中島を左翼、堂安を右翼に置いたのも然る事ながら、南野を２トップの一角にした起用もなかなかオモロかったと想う。

ワシは予てから日本は１トップシステムは向かへん、２トップシステム…

詰まり４-４-２やとブログで再三再四云うて来た。

が、今迄就任した外国籍監督は尽く４-４-２っちゅうシステムを遣わず。

森保がスターターから４-４-２を遣うて来た事は褒めたい。

バランスを重視する森保らしいシステムやと感心したんやが…

実は合宿中は攻撃に時間を割き、守備練習は殆んどやれへんかったらしい。

その成果？かどうか、前半立ち上がりからアグレッシヴな攻撃が目立ち、新生日本代表がロシアＷ杯の時の代表から違う一歩を踏み出した感じを観せた。

再三再四、得点に繋がる様な攻撃を観せるも、結果はセットプレイでの相手のオウンゴールの１点のみで終わった前半。

これをアグレッシヴな攻撃で善しと観るのか、チャンスが在りながら１点しか取れへんかったと取るのか…

人各々やとは想うが、悪くはない前半やった事は間違いない。

只、一部守備の連繋不足でヒヤッとする場面が何回かあった事が気に成ったが…

後半、２トップに抜擢した南野が追加点っちゅう結果を出し、森保采配(起用)がズバリと当たる。

メンバー発表の際、このメンバーで大丈夫か？と正直感じたワシ。

想えばサンフレッチェ時代も決して恵まれた戦力とは云われへん中から、森保采配＆森保チョイスで結果を残して来たんやわな。

そう云う事には馴れてるのかも知れへん。

とにかく中島と堂安が両翼で躍動してた印象の森保ジャパンの初陣。

本人も観てる観客も愉しめる選手は代表には久々ではなかろうか？

室屋が終了間際に競り合いから頭を打った場面で、直ぐ守田に交代させた森保采配をワシは評価したい。

親善試合で尚且つ交代枠に余裕がある状態で、頭部の接触で倒れた選手を無理して出す必要は全くなく、世界のフットボールでもその時は何ともなくても試合後、容態が急変し死亡する例が数多くある事から…

ワシ個人的には頭部の接触で倒れた選手、負傷した選手は優先的に交代の方向に持ってって欲しいっちゅうのがある。

特に将来性ある若き才能がこう云う頭部の接触で起用し続けた事で失われるのはフットボール界全体から観ても大きな損失である事は間違いない訳やから、この森保の速い判断はフットボール素人の日本人共には細か過ぎて判らん部分かも知らんが、何気に評価したい。

最期の交代と成った伊東がカットインからゴールを決めて、新生日本代表としても、森保監督の采配としても最高の船出と成った、昨日のコスタ・リカ戦。

それだけに？中止と成ったチリ戦が観たかったなぁ～？

と、コスタ・リカ戦後に感じたのはワシだけやろか？

もう、このメンバーでこれだけの内容、結果でスタートを切ったんやから、ロシアＷ杯のメンバー要らんくね？(笑)

今回は１試合しか出来ひんかったから、今回招集したメンバーで試し切れへんかった事を次の親善試合以降で試してったらエエと想うし、ベースはこれ(このメンバー)でエエと想う。

世代交代、刷新が先ずはテーマの中心である新生日本代表にとって、この初陣はロシアＷ杯メンバー(ヴェテラン勢)の首斬りには最適な内容であり、結果。

未だ始まったばかりやから、今後このメンバーで上手く行かへん事も出て来るかも知らんが、その時迄はロシアＷ杯のヴェテラン勢をわざわざ招集する必要はないと想う。

アジア杯迄はタイトルが掛かった公式戦はなく、親善試合にムキに成って闘う事もなければ、ガチガチの招集する必要もない。

森保が試したい若手、刷新したメンバーで闘う事をワシは望む。

それにしてもチリ戦が観たかった…(しつこい)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　