スーパーヒールＴＡＱのボヤき

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　井手口が今冬リーズに移籍するらしいとネットニュースが真しやかに連日騒いでる。

これにはワシも「？」が付く。

このＷ杯前の大事な時にわざわざリスクある移籍をすべきなんか？と。

ワシが懸念してるのは井手口のコンディションとパフォーマンスの低下。

正直、井手口はＷ杯のメンバー確定やとワシ自身は想うてる選手だけに、わざわざこの時期に移籍する事がエエとはどうしても想えない。

寧ろ、リーズに移籍して試合に出られへんく成って、今迄代表で観せて来たパフォーマンスが落ちたり、時差とか環境の変化に拠るコンディションが低下するリスクの方が高いと観る。

しかもリーズはイングランドチャンピオンシップ(２部)のクラブ。

今冬慌てて移籍する様なクラブとは御世辞にも云われへんし、イングランドは就労ヴィザの条件が他国より厳しい国。

リーズに移籍したのはエエが、就労ヴィザが降りず、他国へローンで放出に成れば益々何の為に慌てて移籍するのか判らんく成ってまう。

移籍するのはＷ杯後でも十分やなかろうか？

っちゅうのがフットボールを知るワシの見解。

タイミングがタイミングだけに現在代表で好調の井手口がＷ杯本番で本田、香川化してまう事を何よりも危惧するワシ。

個人的には大反対やが、恐らくＷ杯のメンバーに本田と香川は選ばれるやろう。

なだけに、これ以上遣えない選手がメンバー入りする事だけは避けたい。

井手口の場合、移籍後出場機会に恵まれへん状態が続けば下手したらＷ杯本番のメンバーに選ばれへん可能性もある。

Ｊリーグで出場機会があり、コンスタントに代表に呼ばれ、現在代表の中盤で欠かせない存在に成りつつある現状をワシは大事にして欲しいし、それを継続する事を優先して欲しいと考える。

若い選手が欧州のクラブに移籍したい気持ちや逸る気持ちは判らんでもないが、結局行っても只行っただけで帰って来る選手、帰って来ても行く前より悪く成って帰って来る選手はナンボでも居るし、それを観て来てるだけにタイミングは大事にして貰いたい。

エエ加減、行けば箔が付く的な海外移籍はもうエエかな？と。

行きたい、行きたいだけで行って、不遇の時を半年過ごして日本に帰って来る様な腰掛け移籍やったら、わざわざ行く必要はない。

それで選手自身がコンディションもパフォーマンスも落とし、本来の選手寿命を縮める様な結果に成れば、本末転倒もエエトコや。

井手口のリーズの例を取っても、チャンピオンシップで現在７位でプレイオフギリギリの順位のクラブにわざわざ今移籍する必要が果たしてあるのかが疑問。

Ｗ杯後にはもっとエエクラブからのオファーがあるかも知らんし、何より移籍するタイミングは現在ではない気がして成らん。

結果はどう成れ、このタイミングでの移籍はリスクが高過ぎるっちゅうのが、フットボールを知るモノとしたら常識的な意見。

エエ選手のキャリアが駄目に成る姿は観たないモンである。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　