ボヤき3896節
24/04/14 06:27
昨日放送があった「上方漫才大賞」。
関西で一番歴史がある賞レース。
ワシが産まれる前からある59年の歴史ある、笑いの聖地大阪では名誉ある漫才の為の賞。
これ、大賞は放送前にもう既に決まってて、賞レースとしてエントリーがあり、当日争うのは漫才新人賞と漫才奨励賞の2つ。
昨日の夕方からの新人賞を懸けての賞レースはLIVEで放送。
今回のノミネートはドーナツ・ピーナツ、バッテリィズ、ぐろう、フースーヤ、ダブルヒガシ、天才ピアニスト、豪快キャプテンの7組。
最近は特に関西の賞レースがあった後のワシのブログでは、エントリーされた漫才師達の当日のネタがレヴェルが低いと酷評する事が多かったが…
昨日の新人賞にエントリーされた漫才師達の昨日当日に披露したネタはレヴェルが高く、賞レースに相応しいハイレヴェルな争いと成った。
特にワシが驚いたのが、ぐろう。
ぐろうが賞レースに出て、ネタを観てオモロいと想うた事がないし、このブログでも毎回ぐろうが出る度に「何でこんなオモんないコンビを賞レースの決勝の舞台に上げるんや?」と散々扱き下ろし続けて来たが…
昨日のネタはオモロかったし、初めて「ぐろうってオモロいやん」と想えた。
フースーヤとダブルヒガシ以外は個人的には皆オモロいネタやと想うたが、特に昨日のネタでワシが一番オモロい想うたんが、トリの出番やった豪快キャプテン。
あの日本一周のネタに対しての山下ギャンブルゴリラ(ツッコミ)の怒号(怒鳴り)のツッコミがハマってて、めっさオモロかったし、ツボってた(笑)
ドーナツ・ピーナツ、天才ピアニストのネタは何回も観たネタやったが、安定感あって賞レース(勝負)用のネタやと想うたな。
まぁ、とは云え、こう云う賞レース、ワシが感じたオモロさよりも、既に関西の賞レースの2冠を達成してるダブルヒガシがこの漫才新人賞も忖度授賞する流れに成ると想うてたワシ。
実際は天才ピアニストが漫才新人賞を授賞。
竹内(ツッコミ)はこのブログでも評価してただけに、要約賞レースの1つを獲れて善かったな、と。
まぁ、ワシ的には昨日は豪快キャプテンに獲らせてやりたかったけどな。
続く奨励賞にノミネートされたんが、見取り図、チキチキジョニー、すゑひろがりず、ヘンダーソン、ロングコートダディの5組。
逆に奨励賞の方がレヴェルが低かったな(笑)
5回目のエントリーで奨励賞を狙う見取り図がトップバッターとしてネタを披露したんやが、結果それが一番オモロかったっちゅう…
ヘンダーソンとロングコートダディも見取り図と大した変わらんネタのクオリティーやったけど、如何せんどのコンビも賞レースに当てて来る様なネタではなかった様な気がする。
結果、実際授賞したんも5回目の正直と成った見取り図。
賞レース前に今回逃したら6回目ノミネートされても辞退すると云うてただけに、要約獲れてホッとしたかも。
只、周りのレヴェルの低さに救われた感は否めない授賞やったな。
見取り図が翔び抜けてオモロかったっちゅう訳ではない、実力外の授賞に想えた昨日の奨励賞。
最期に事前に決まってた上方漫才大賞は笑い飯。
漫才大賞の呼び込みと共に舞台上でネタ披露。
昨年、漫才大賞のプラスマイナス程の感動はあれへんかったな。
個人的に笑い飯好きちゃうし。
番組内で不自然な程に昨年授賞し、直近で電撃的解散劇を果たしたプラスマイナスの話題には1個も触れず。
上方漫才大賞のメインである漫才大賞授賞やのに、授賞した笑い飯のネタよりも、祝いゲストで登場した千鳥が笑い飯との想い出を話してる時がメインみたいに成ってたんが、一番オモロかったわな(笑)
いや〜、漫才も漫才の賞レースもやっぱエエわ〜
2時間半の長時間番組がアッと云う間やったからな。
漫才が文化として根付くこの地に居れる事を誇りに想うわ。
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